今回は登山中に破れてしまったCW-Xタイツ。
まだまだ履けるので修理をしたいと、
ワコール(Wacoal)に補修依頼をしたお話です。
(しかも何度も修理していただいています)
最近流行りのスポーツタイツ。
高いものでは2万円近くします。
穴があいてしまっても、
愛用しているCW-Xは簡単には捨てられないですよね。
今回は2cm程度の破れをワコールさんのご厚意で修理していただきました。
(破れた状態によって補修不可能な場合もあります)
あ、ちなみにCX-Wと間違いやすいですが、CX-5は車です(笑)
CW-Xスポーツタイツ
マラソン・球技・スキー・スノーボード等など身体への負荷が強いスポーツの時に
CW-Xスポーツタイツを履いていると着地の衝撃からひざを守り、
運動時の筋肉疲労を軽減してくれます。
もちろん登山やトレッキングでも。
CW-Xタイツを履くか履かないかで登山をした翌日の疲労度が全然違います。
ほんとに違います。
次の日の仕事や生活に影響がでないように、
使える道具は何でも頼るスタイルの私(笑)。
暑い夏の時期でも必ずCW-Xを履いて山に登っています。
CW-Xの代表的なアイテムであるスポーツタイツは、ワコール人間科学研究所の研究開発をベースに、「テーピング原理の応用」というアイデアと、長年培ってきた女性用下着の「ガードルの技術」を組み合わせ、今までにないスポーツタイツを誕生させました。
CW-Xはスポーツのパフォーマンスを上げるために、股関節を基本とした下半身の安定が重要だと考えます。
CW-Xのスポーツタイツは「テーピング原理」により、股関節からふくらはぎまでの筋肉と関節をサポートしています。
https://www.cw-x.jp/about/
何とイチロー選手もCW-Xを愛用しています。
イチロー選手愛用のCW-X商品。
CW-Xタイツの修理依頼
さて本題です。
愛用のCW-Xタイツですが、
登山中に転んだり木に引っかけたりして破けてしまいました。
一度なんか購入して2回目の使用で転んでしまい、破けた事もありました。
(ほんと泣きそうになりますよ)
穴の開いた状態での使用や自分で修理して使用した場合に、
CW-Xのサポート機能が損なわれそうで不安でした。
ワコールお客様センターへ問い合わせてみました
まずはワコール公式サイトのお客様窓口へ。
ワコールお客様センターへ修理の問い合わせをしてみました。
お客様センターのメール入力フォームをクリック。
名前や問い合わせ内容など記載箇所があるので入力します。
私は任意入力の住所や電話番号も問い合わせ時に入力しています。
(後でタイツを送付するので)
入力内容を確認してワコールへ送信。
自動配信メールが送られてきます。
問い合わせ内容の要点は、
CW-Xの型番、購入時期、
破れた箇所の場所、何cm程度か。
もちろん最初に挨拶文とCW-Xを愛用している熱い気持ちも記載しています。
ワコールからの返事
翌日(翌営業日)にワコールからメールの返事が来ました。
なんと無償で修理していただけるという、大変ありがたい対応です。
修理できない場合があります
もちろん状況によっては修理ができない場合があります。
※トップスやアウター、スムーヴィー、スタイルフリー、UNDER WEAR BY CW-X、PARTS、エキスパートモデル(ソフトタイプ)、CW-X YOGA
株式会社ワコール お客様センター
※機能ラインの縫製(ステッチ)部分にかかっている、あるいは、そのステッチ部から
5mm以内にある破れ(上生地のみ破れの場合は、修理可能)
【レボリューションの場合、サポートライン(少し伸び止まる箇所)が無縫製となっていますが、他のモデルと同じように、サポートラインにかかっている破れ、またはサポートラインから5mm以内にある破れは、修理不可となります。】
※穴があいて、生地が残っていないもの。生地がさばけているもの
※脆化(生地が薄い・伸びや戻りが悪い・伸縮性がない・素材の強度が弱い)
※以前の修理箇所から5mm以内にある破れ
※海外ネーム商品(USAモデルで日本語の法定品質表示ラベルがない商品)
※ネームカット商品(当方にて性能が保証できないため)
※ウエスト紐穴の破れ
※生地が汚れているもの(血液・泥、食品などの汚れがあり、ご家庭で洗濯しても汚れがおちていないもの)
またタイツを送付する際にも注意事項があります。
*洗濯をしてから送る。
*自分で修理をしている場合は、修理前の状態に戻す。
*修理方法は、裏側から同じ素材を充てがい、表側からミシンをかける。
そのため破れ箇所よりも、やや広い面積に縫製糸が渡ってしまう事への了承。
*修理箇所をメモでお知らせ。
破れた箇所のメモを入れ、
濡れないようにCW-Xをビニールに入れて送付しました。
数日後、ワコールよりタイツ到着のメール連絡があります。
往復の送料のみ/無償のCW-Xの補修。
ワコールの対応は本当にありがたいです。
問い合わせメールを送ってからの実際の対応もとても丁寧です。
こういった丁寧な対応があるからこそ、
次回も安心してワコールのCW-Xを購入しようと思えます。
修理していただきました
修理可能であった場合、2~3週間程度で修理していただけます。
補修方法は、裏側からタイツと同じ素材を充てがい、
表側からジグザグミシンをかけます。
ミシンの糸は伸縮性のある糸で履いた時にちゃんと伸びます。
スポーツ目的や素材の特性を考えて技術的に縫製されています。
やはり自分で修理しなくてよかったと思える、
とてもレベルの高い修理で戻ってきました。
実際に補修をしていただいたCW-Xのタイツです。
補修箇所が3箇所ありますね。
左側が最近修理していただいた破れ。
右側2カ所は1年以上前に修理していただいた破れ。
(登山で使用するので、1年経つと多少のゴム糸は出てきていますが使用に問題はありません)
修理できなかった事もあります
何度か修理していただいたと冒頭に書きましたが、
送付して修理できなかった事もあります。
ワコールは素材の状態を確認し、
修理後に機能が保持でき、引き続き着用できると判断した際に補修対応しています。
また機能ラインのサポートラインから5mm以内にある破れなども修理不可です。
また、同一箇所の修理もできません。
同じ箇所への縫い直しは生地そのものに負荷がかかり、
劣化を早める場合があるからだとか。
機能性、安全性を考慮した品質基準に基づいて製品づくりをしているワコールの真摯な姿勢がうかがえます。
修理不可の場合は諦めて新しいタイツを購入しています。
でも万が一破れた場合のワコールの対応があるからこそ、
安くはないスポーツタイツ、
かつまた破いてしまうかもしれないCW-Xをすぐに購入に踏み切れるのです。
CW-Xを長く愛用したい
私がCW-Xを初めて購入したきっかけは、
「山と渓谷」などの山の雑誌ではなく、
なんと経済誌の「東洋経済」にCW-Xの記事が掲載されていたからです。
山の雑誌より経済雑誌にのるんだから、
いい商品なんじゃないかと思いました。
これは試してみようと購入してから、はや数年。
ずっとCW-Xタイツを愛用しています。
CW-Xの値段はサポート強弱によりますが、
登山やトレッキング時にオススメはハイサポートのジェネレーターモデル。
メンズ・レディス共に定価は税込19800円です。
クールタイプの定価は税込29000円。
なかなかいいお値段ですね。
CW-Xタイツ、出来れば機能をキープしたまま長く愛用したいです。
大切に履いていくためのコツを確認しました。
CW-Xを長く愛用するために
- 使用後はその日のうちに洗いましょう
- 洗濯は表示どおりに洗いましょう
- 風通しのより日陰で干しましょう
それでもCW-Xの素材はポリウレタン。
数年で劣化します。
ポリウレタンの劣化サイン
- 生地が薄くなった
- 伸びて元い戻らなくなった
- 白っぽい糸が表面に出ている
- 表面がデコボコしている
- べたつく感じがする
劣化のサインがあった時は、潔く新しいCW-Xを購入して楽しく運動しましょう!
CW-Xはタイツ以外にも手袋、Tシャツ、スポーツブラやスポーツショーツなどの商品もあります。
修理していただいてワコールの方に感謝です。
『CW-Xタイツの修理をしたい。ワコールに補修依頼をしました』
さつまおごじょの”みなと”でした。ありがとさげもした。
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