九州で温泉といえば大分・熊本が有名ですが、もちろん鹿児島も温泉県。
なかでも霧島温泉郷は昔から人気のエリアです。
小さい頃から日帰り温泉三昧の私。
大人になってからは車で熊本や大分温泉へ。
趣味の登山の後も温泉でさっぱり。
最近は鹿児島を再発見!という事で各地の温泉宿を堪能している私。
以前より憧れていた霧島の全5棟離れのお宿『ふたり静』へ宿泊しました。
お部屋に露天風呂と内風呂、そしてサウナまでついています。
いやぁ贅沢ですね。
日頃の仕事の疲れもすっ飛ぶ温泉三昧、そして懐石料理に舌鼓。
鳥遊ぶ森の宿『ふたり静』の宿泊レビューです。
鳥遊ぶ森の宿 ふたり静
ふたり静は全室離れのお宿です。
広い敷地に部屋数は5棟のみの贅沢な空間です。
離れ毎に部屋付き温泉の趣向が異なります。
さらに花の音のみお部屋食です。
車を駐車場へ止めていると何処からともなく、
フロントの方がやって来て宿へ案内してくれました。
お部屋
今回宿泊したお部屋は、
露天風呂、内湯、サウナ付きの『水の音』です。
お部屋は6畳の和室とは別に8畳ツインの寝室があります。
お部屋へ案内された後、
お茶とお菓子の接待を受けました。
こじんまりと落ち着いた和室。
テレビ台の火鉢がいい味を出してますね。
無料のお茶セットとミネラルウォーター。
そして立派すぎるルームキー。
和室とは別にベッドルームがあります。
ツインのベッドはセミダブルの大きさ。
ゆっくりと眠る事ができますね。
1棟に4名までは宿泊できるので、和室にもお布団を敷いて寝る事ができます。
寝室の小窓からは緑を眺める事ができます。
小鳥のさえずりが聞こえてきそう♪
和風の旅館ですが、引き出しの中にバスローブも準備されていました。
このバスローブが部屋付き露天風呂を何度も入る際に便利で有難かったです。
洗面台には女性用は勿論、男性用の化粧水や乳液なども置いてありました。
陶器の洗面台の模様が綺麗ですね。
トイレ・洗面室はヒーターなどがなく、割と広い空間なので冬はちょっと冷えました。
冷蔵庫内のドリンクバーはフェンティマンスシリーズで珍しいラインナップとなっています。
アメニティ
浴衣は2サイズ用意されていました。
帯の結び方の紙もあり、今更ながら復習。
いつもより上手に着こなせました。
アメニティ袋は左が男性用、右が女性用。
女性用は櫛や髪留めなど至れり尽くせりですね。
靴下足袋がは左が女性用。右が男性用。
旅館で足袋が置いてある事は何度かありましたが、
女性用に可愛い柄が用意されていたのは初めて♪
質感もなんとなく女性用が上質でした。
部屋付きのお風呂
水の音は露天風呂、内湯、サウナが付いたお部屋です。
部屋付き内湯は木の浴槽です。
寝室のすぐ横に内湯。いつでも気軽に入れるのは有難いですね。
ウッドデッキを抜けると露天風呂がドーンと広がっています。
写真では分かりずらいですが、かなり広めの露天風呂で足を十分に伸ばせます。
かけ流しの温泉の湯量も多く、冬でも温かい。
解放感抜群で、離れでお隣とも距離があるので、
温泉に浸かりながらつい歌ってしまっても大丈夫(笑)
今回はサウナ付きのお部屋でした。
2人で入ってちょうどいい広さです。
サウナ付きのお部屋はテラスに水風呂があります。
何度も温泉に浸かりました。
かけ流しで湯量も豊富なのは素晴らしいですね。
食事
食事は個室の食事処で頂きます。
竹のライトアップが綺麗ですね。
電話で呼ばれてから食事処へ向かうので、
他の宿泊客と顔を合わすことは殆どありません。
ちなみに花の音は部屋食となっています。
ふたり静の料理長 安楽 勇一さん力作のモダン懐石。
一品ひと品趣向が凝らされています。
焼酎のラインナップも豊富です。
夕食
食事の開始は18:00から。
食前酢
福山の壺畑からの贈り物 ブルーベリー黒酢
金箔が豪華ですね。
食べちゃいました。
先付け
いくらの醤油づけ、数の子、あん肝、からすみ、小蕪 金山寺味噌
カブを生でたべるのは初めての経験です。
最初は躊躇しましたが、
金山寺味噌と一緒に食べてみると、
新鮮なカブのなんて美味しいことか。
からすみがのっていた蓋をあけるとイクラがこんにちは。
お造り
伊勢海老、天然鯛、星鰹、雲丹、水烏賊
伊勢海老のお造りはなかなか食べられませんね。美味しかったです。
蒸し物
白子とズワイガニの茶碗蒸し
白子とズワイガニも勿論美味しかったですが、
茶碗蒸し自体もなめらかで上品な食感でした。
蓋物
薩摩黒豚の温しゃぶ・つゆ出汁あんかけ
鹿児島県人なので、黒豚はよく食してますが、
鹿児島黒豚の甘さと美味しさは間違いのない美味しさです。
替わり
アンコウの唐揚げ
私のアンコウは骨なしでしたが家族のお皿は骨があり、食べるのに難儀していました。
酢の物
ゴマアラの焼き霜 ポン酢ジュレがけ
見た目にもお口にも美味しい一品でした。
お口直し
みかんとトマトのシャーベット ピンクペッパーとともに
正直、これは私の好みに合わず。残そうかと迷った程でした。
大のトマト好きが好きそうな味でした。
メイン料理
鹿児島県産 黒毛和牛のリブロースステーキ 牛蒡のソース、ヒラヤマピンク岩塩を山葵で
牛蒡のソースが珍しいですね。
黒毛和牛の焼き加減はミディアムをチョイス。
美味しかったです。
お食事
鯛めし
椀物
伊勢海老のお味噌汁
伊勢海老の出汁が良くでていました。
なにげにレンコンのお新香も美味しかったです。
デセール
苺のクレープ クリームチーズのジェラート
食後のコーヒーもしくは紅茶も選べます。
お食事はゆっくりめに配膳されていたので約2時間の夕食となりました。
いつも以上にお腹がいっぱいなのに、デザートは別腹。
この後は寝室に直行で”満腹でちょっと横になる”
つもりが爆睡してしまうまでがお約束ですね。
朝食
朝食は同じ個室の食事処でいただきます。
時間は8時半と9時半から選べました。
温かい大根は後から配膳されました。
焼き魚が美味しかった。
ただレンコンのきんぴらがちょっと辛めでした。
寒い時期の小鍋は温まりますね。
何気に嬉しかったのが”ちょこっとカレー”
朝食の満足度がグンとあがりました。
果物とコーヒー(もしくは紅茶)。
一見小さなカップなのですが、ソーサーの下にもカップが続いています。
オシャレですね。
ボリュームもたっぷりでお腹いっぱいの朝食となりました。
チェックアウトが11時なので、朝食後にゆっくりと露天風呂を楽しむ時間が持てました。
温泉
部屋にも露天風呂と内風呂がついていますが、
別に貸切の露天風呂・天望の湯があり無料で利用できます。
露天風呂はかなり広く、一般的な温泉ホテルの大浴場の露天風呂レベルです。
その広さを貸切で使える贅沢さ。
ええ、泳いじゃってください。
ちなみに霧島連山は見えません。
広い露天風呂の横に浅めかつ温めの小さな露天風呂がありました。
洗い場も十分すぎる広さ。
脱衣場にミネラルウォーターサーバーも設置されていました。
ふたり静へのアクセス・住所
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
住所:鹿児島県霧島市牧園町高千穂3620-4
電話:0995-78-3161
現地でのクレジットカードカードの支払いは出来ません。
支払いにPayPayが利用できます。
小学生以下の宿泊は不可。
鹿児島市(鹿児島中央駅)からは車で約1時間20分。
無料駐車場が5台あります。
きりしま温泉郷を満喫
霧島連山の麓にある霧島温泉郷は鹿児島を代表する温泉地です。
ホテル・旅館も数多くあり、私も小さい頃から泊まっています。
今回はじめて『鳥遊ぶ森の宿 ふたり静』に宿泊しました。
全室離れの贅沢な空間。
そして部屋付きの露天風呂と内風呂が両方ついている快適さ。
広い敷地に5棟だけの静かな空間。
ちょうど1年の締めくくりの師走に宿泊したせいでしょうか、
ご褒美感で満足した滞在となりました。
チェックアウト後は霧島神宮にお参り。
そして道の駅でお野菜を買い込んで帰宅しました。
たまの贅沢でまた泊まりたい!
『露天風呂と内湯とサウナ。全離れ5棟の贅沢な霧島のお宿 ふたり静』
さつまおごじょの”みなと”でした。ありがとさげもした。
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