九州で温泉といえば大分・熊本が有名ですが、もちろん鹿児島も温泉県。
なかでも霧島温泉郷は昔から人気のエリアです。
小さい頃から日帰り温泉三昧の私。
大人になってからは車で熊本や大分温泉へ。
趣味の登山の後も温泉でさっぱり。
最近は鹿児島を再発見!という事で各地の温泉宿を堪能している私。
以前より憧れていた霧島の全5棟離れのお宿『ふたり静』へ宿泊しました。
お部屋に露天風呂と内風呂、そしてサウナまでついています。
いやぁ贅沢ですね。
日頃の仕事の疲れもすっ飛ぶ温泉三昧、そして懐石料理に舌鼓。
鳥遊ぶ森の宿『ふたり静』の宿泊レビューです。
鳥遊ぶ森の宿 ふたり静
![ふたり静 霧島](https://i1.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-52.jpg?ssl=1)
![ふたり静 霧島](https://i2.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-51.jpg?ssl=1)
![ふたり静 霧島](https://i1.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-50.jpg?ssl=1)
ふたり静は全室離れのお宿です。
広い敷地に部屋数は5棟のみの贅沢な空間です。
離れ毎に部屋付き温泉の趣向が異なります。
さらに花の音のみお部屋食です。
![ふたり静 霧島](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-22.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
車を駐車場へ止めていると何処からともなく、
フロントの方がやって来て宿へ案内してくれました。
お部屋
![ふたり静 霧島](https://i2.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-6.jpg?ssl=1)
今回宿泊したお部屋は、
露天風呂、内湯、サウナ付きの『水の音』です。
お部屋は6畳の和室とは別に8畳ツインの寝室があります。
お部屋へ案内された後、
お茶とお菓子の接待を受けました。
![ふたり静 霧島](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-3.jpg?ssl=1)
![ふたり静 霧島](https://i2.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-1.jpg?ssl=1)
こじんまりと落ち着いた和室。
テレビ台の火鉢がいい味を出してますね。
![ふたり静 霧島](https://i2.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-2.jpg?ssl=1)
![ふたり静 霧島](https://i2.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-7.jpg?ssl=1)
無料のお茶セットとミネラルウォーター。
そして立派すぎるルームキー。
![ふたり静 霧島](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-17.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
和室とは別にベッドルームがあります。
ツインのベッドはセミダブルの大きさ。
ゆっくりと眠る事ができますね。
1棟に4名までは宿泊できるので、和室にもお布団を敷いて寝る事ができます。
![ふたり静 霧島](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-5.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
寝室の小窓からは緑を眺める事ができます。
小鳥のさえずりが聞こえてきそう♪
![ふたり静 霧島](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-12.jpg?ssl=1)
![ふたり静 霧島](https://i1.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-11.jpg?ssl=1)
![ふたり静 霧島](https://i1.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-13.jpg?ssl=1)
和風の旅館ですが、引き出しの中にバスローブも準備されていました。
このバスローブが部屋付き露天風呂を何度も入る際に便利で有難かったです。
洗面台には女性用は勿論、男性用の化粧水や乳液なども置いてありました。
陶器の洗面台の模様が綺麗ですね。
トイレ・洗面室はヒーターなどがなく、割と広い空間なので冬はちょっと冷えました。
![ふたり静 霧島](https://i1.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-9.jpg?ssl=1)
![ふたり静 霧島](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-8.jpg?ssl=1)
冷蔵庫内のドリンクバーはフェンティマンスシリーズで珍しいラインナップとなっています。
アメニティ
![ふたり静 霧島](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-4.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
浴衣は2サイズ用意されていました。
帯の結び方の紙もあり、今更ながら復習。
いつもより上手に着こなせました。
![ふたり静 霧島](https://i1.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-21.jpg?ssl=1)
![ふたり静 霧島](https://i1.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-23.jpg?ssl=1)
アメニティ袋は左が男性用、右が女性用。
女性用は櫛や髪留めなど至れり尽くせりですね。
靴下足袋がは左が女性用。右が男性用。
旅館で足袋が置いてある事は何度かありましたが、
女性用に可愛い柄が用意されていたのは初めて♪
質感もなんとなく女性用が上質でした。
部屋付きのお風呂
水の音は露天風呂、内湯、サウナが付いたお部屋です。
![ふたり静 霧島 温泉](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-15.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
部屋付き内湯は木の浴槽です。
寝室のすぐ横に内湯。いつでも気軽に入れるのは有難いですね。
![ふたり静 霧島 温泉](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-19.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
ウッドデッキを抜けると露天風呂がドーンと広がっています。
写真では分かりずらいですが、かなり広めの露天風呂で足を十分に伸ばせます。
かけ流しの温泉の湯量も多く、冬でも温かい。
解放感抜群で、離れでお隣とも距離があるので、
温泉に浸かりながらつい歌ってしまっても大丈夫(笑)
![ふたり静 霧島 サウナ](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-16.jpg?resize=480%2C640&ssl=1)
今回はサウナ付きのお部屋でした。
2人で入ってちょうどいい広さです。
サウナ付きのお部屋にある水風呂 部屋付き露天風呂へのアプローチ
サウナ付きのお部屋はテラスに水風呂があります。
何度も温泉に浸かりました。
かけ流しで湯量も豊富なのは素晴らしいですね。
食事
![ふたり静 霧島 夕食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-27.jpg?resize=640%2C479&ssl=1)
食事は個室の食事処で頂きます。
竹のライトアップが綺麗ですね。
電話で呼ばれてから食事処へ向かうので、
他の宿泊客と顔を合わすことは殆どありません。
ちなみに花の音は部屋食となっています。
ふたり静の料理長 安楽 勇一さん力作のモダン懐石。
一品ひと品趣向が凝らされています。
![ふたり静 霧島](https://i2.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-40.jpg?ssl=1)
![ふたり静 霧島](https://i2.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-41.jpg?ssl=1)
![ふたり静 霧島](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-42.jpg?ssl=1)
焼酎のラインナップも豊富です。
夕食
食事の開始は18:00から。
![ふたり静 霧島 夕食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-29.jpg?resize=620%2C640&ssl=1)
食前酢
福山の壺畑からの贈り物 ブルーベリー黒酢
金箔が豪華ですね。
食べちゃいました。
![ふたり静 霧島 夕食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-28.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
先付け
いくらの醤油づけ、数の子、あん肝、からすみ、小蕪 金山寺味噌
カブを生でたべるのは初めての経験です。
最初は躊躇しましたが、
金山寺味噌と一緒に食べてみると、
新鮮なカブのなんて美味しいことか。
![ふたり静 霧島 夕食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-31.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
からすみがのっていた蓋をあけるとイクラがこんにちは。
![ふたり静 霧島 夕食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-30.jpg?resize=640%2C442&ssl=1)
お造り
伊勢海老、天然鯛、星鰹、雲丹、水烏賊
伊勢海老のお造りはなかなか食べられませんね。美味しかったです。
![ふたり静 霧島 夕食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-32.jpg?resize=517%2C477&ssl=1)
蒸し物
白子とズワイガニの茶碗蒸し
白子とズワイガニも勿論美味しかったですが、
茶碗蒸し自体もなめらかで上品な食感でした。
![ふたり静 霧島 夕食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-33.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
蓋物
薩摩黒豚の温しゃぶ・つゆ出汁あんかけ
鹿児島県人なので、黒豚はよく食してますが、
鹿児島黒豚の甘さと美味しさは間違いのない美味しさです。
![ふたり静 霧島 夕食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-34.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
替わり
アンコウの唐揚げ
私のアンコウは骨なしでしたが家族のお皿は骨があり、食べるのに難儀していました。
![ふたり静 霧島 夕食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-35.jpg?resize=640%2C474&ssl=1)
酢の物
ゴマアラの焼き霜 ポン酢ジュレがけ
見た目にもお口にも美味しい一品でした。
![ふたり静 霧島 夕食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-36.jpg?resize=640%2C524&ssl=1)
お口直し
みかんとトマトのシャーベット ピンクペッパーとともに
正直、これは私の好みに合わず。残そうかと迷った程でした。
大のトマト好きが好きそうな味でした。
![ふたり静 霧島 夕食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-37.jpg?resize=640%2C355&ssl=1)
メイン料理
鹿児島県産 黒毛和牛のリブロースステーキ 牛蒡のソース、ヒラヤマピンク岩塩を山葵で
牛蒡のソースが珍しいですね。
黒毛和牛の焼き加減はミディアムをチョイス。
美味しかったです。
![ふたり静 霧島 夕食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-38.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
お食事
鯛めし
椀物
伊勢海老のお味噌汁
伊勢海老の出汁が良くでていました。
なにげにレンコンのお新香も美味しかったです。
![ふたり静 霧島 夕食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-39.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
デセール
苺のクレープ クリームチーズのジェラート
食後のコーヒーもしくは紅茶も選べます。
お食事はゆっくりめに配膳されていたので約2時間の夕食となりました。
いつも以上にお腹がいっぱいなのに、デザートは別腹。
この後は寝室に直行で”満腹でちょっと横になる”
つもりが爆睡してしまうまでがお約束ですね。
朝食
朝食は同じ個室の食事処でいただきます。
時間は8時半と9時半から選べました。
![ふたり静 霧島 朝食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-43.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
![ふたり静 霧島 朝食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-45.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
温かい大根は後から配膳されました。
焼き魚が美味しかった。
ただレンコンのきんぴらがちょっと辛めでした。
![ふたり静 霧島 朝食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-48.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
寒い時期の小鍋は温まりますね。
![ふたり静 霧島 朝食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-47.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
何気に嬉しかったのが”ちょこっとカレー”
朝食の満足度がグンとあがりました。
![ふたり静 霧島 朝食](https://i1.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-49.jpg?ssl=1)
![ふたり静 霧島 朝食](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-46.jpg?ssl=1)
果物とコーヒー(もしくは紅茶)。
一見小さなカップなのですが、ソーサーの下にもカップが続いています。
オシャレですね。
ボリュームもたっぷりでお腹いっぱいの朝食となりました。
チェックアウトが11時なので、朝食後にゆっくりと露天風呂を楽しむ時間が持てました。
温泉
![ふたり静 霧島 温泉](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-24.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
部屋にも露天風呂と内風呂がついていますが、
別に貸切の露天風呂・天望の湯があり無料で利用できます。
![ふたり静 霧島 温泉](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-26.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
露天風呂はかなり広く、一般的な温泉ホテルの大浴場の露天風呂レベルです。
その広さを貸切で使える贅沢さ。
ええ、泳いじゃってください。
ちなみに霧島連山は見えません。
![ふたり静 霧島 温泉](https://i0.wp.com/kagoshima-kara-mile.com/wp-content/uploads/2021/01/futarishizuka-25.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
広い露天風呂の横に浅めかつ温めの小さな露天風呂がありました。
洗い場も十分すぎる広さ。
脱衣場にミネラルウォーターサーバーも設置されていました。
ふたり静へのアクセス・住所
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
住所:鹿児島県霧島市牧園町高千穂3620-4
電話:0995-78-3161
現地でのクレジットカードカードの支払いは出来ません。
支払いにPayPayが利用できます。
小学生以下の宿泊は不可。
鹿児島市(鹿児島中央駅)からは車で約1時間20分。
無料駐車場が5台あります。
きりしま温泉郷を満喫
霧島連山の麓にある霧島温泉郷は鹿児島を代表する温泉地です。
ホテル・旅館も数多くあり、私も小さい頃から泊まっています。
今回はじめて『鳥遊ぶ森の宿 ふたり静』に宿泊しました。
全室離れの贅沢な空間。
そして部屋付きの露天風呂と内風呂が両方ついている快適さ。
広い敷地に5棟だけの静かな空間。
ちょうど1年の締めくくりの師走に宿泊したせいでしょうか、
ご褒美感で満足した滞在となりました。
チェックアウト後は霧島神宮にお参り。
そして道の駅でお野菜を買い込んで帰宅しました。
たまの贅沢でまた泊まりたい!
『露天風呂と内湯とサウナ。全離れ5棟の贅沢な霧島のお宿 ふたり静』
さつまおごじょの”みなと”でした。ありがとさげもした。
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