今回はフィリピンの首都マニラのグリーンヒルズショッピングセンターで真珠を買ったお話です。
マニラは真珠が安く買えます!
ガイドブックなどでもオススメのお土産としてよく紹介されていますね。
安いと聞くと興味がわいてくる、なんとも現金な私。
手頃な真珠を物色してみよう!といざGrabに乗り、
グリーンヒルズショッピングセンターへやってきました。
グリーンヒルズショッピングセンターは本物の淡水パールや南洋真珠を扱うお店が集まっています。
フィリピンの南部ミンダナオ島で南洋真珠が取れるため、
本物の真珠が日本よりかなり安く買えるとのこと。
そして淡水パールがお手頃価格です。
(ちなみに日本で真珠と言えばアコヤ真珠なので海水ですね)
たいした知識もないので、
行く前は「偽物の真珠をつかまされたらどうしよう」と心配もありました。
しかし実際に手にしてみると一粒一粒違いがあり、どうやら本物です。
そしてやはり安い!
今回は淡水ですが本物の真珠のネックレスをかなり安く買う事が出来ました。
自分へのマニラ土産としても、いい買い物が出来たと思います。
グリーンヒルズショッピングセンター(Greenhills Mall)で真珠を
グリーンヒルズショッピングセンターは淡水パールや南洋真珠を扱うお店が集まっています。
午前中にイントラムロスの観光をして、Grabでグリーンヒルズへ向かいました。
Grabの値段は340PHP(日本円で700円程度)。
そこそこの渋滞があり1時間程かかりました。
中心地からちょっと遠いです。
スーパーマーケットの前でGrabを降り、スーパーの下見をしつつ、
V-Mallまで歩きました。
そして目の前に現れたのは数え切れない程の真珠のお店です。
所狭しと真珠のアクセサリーが陳列されています。
そもそも真珠は偽物?本物?
そもそもグリーンヒルズで売られている真珠は本物なのか?
私も実際に買うまでは偽物(イミテーション)の真珠だったらどうしようと不安がありました。
念の為、グリーンヒルズへ行く前に本物と偽物の見分け方を真珠屋さんの記事でいくつか予習しました。
以下は私が整理した本物の真珠を見分けるポイントです。
楽天市場などで売っている淡水真珠の値段も把握しておきましょう。
いくつか見ると淡水真珠の値段の感覚がつかめます。
そしていざ!お店へ。
私の真珠は本物?
私が今回実際に購入した真珠は、
パッと見はデパートで売っているような理想的な真珠です。
他人の距離感でみても綺麗な真珠に見えます。
しかし真珠を手に取りよくよく見ると、
小さなエクボがあったり、小さなキズがあったり、大きさも微妙に異なっています。
デパートで売られているような品ではありません。
機械で粒の大きさを微妙に変える方が手間がかかりますものね。
粒揃いが均一でない事から考えると本物の淡水パールです。
どのお店がいいの?
真珠を売るお店は数えきれないほどあります。
どのお店がいいのか?
悩みどころです。
時間があれば、いくつかお店をめぐって相場を確認し、
気に入ったお店で値段交渉しましょう。
今回は実際に購入した人の記事などを参考に、あらかじめ数店目星を付けました。
記事に取り上げられているお店なら、
少なくとも本物の真珠を売ってそうと判断!
いつもは直ぐに購入せず、お店を見比べるのですが、今回は真珠です。
実際にお店へ行ってから気がついたのですが、
そう単純に真珠を比較できません。
目の前に出された真珠の束ですら、
粒も大中小とあり、さらに一粒一粒ちょっとずつ違いがあります。
その中からキレイな1本を選ぶのにも必死です。
今回はあまり時間もなかったので、目星をつけていた1店に絞りました。
Amerah Jewelry
今回購入したのは南洋真珠(SOUTH SEA PEALS)を多く取り扱っている、
『Amerah Jewelry』です。
店番号は33番。
パールのお店が固まっているエリアの真ん中辺りにお店があります。
高い真珠からバラマキ用の安いものまで扱っています。
ショーウィンドウの中にある、高そうな黒真珠は9万円でした。
粒も大きいですね。
ぼったくられない?値段交渉
お店は基本的に値引き交渉が前提です。
淡水パールの安いものは形がいびつだったり、綺麗なラウンドではなかったりします。
綺麗な丸い形ほど値段が高くなるという事ですね。
淡水パールは白の他にもゴールドや淡いピンク色もありました。
淡いピンクの真珠は可愛らしくて買おうか悩みました。
でもやはり、
年齢を問わず使えるかつ洋服にもあわせやすいのは白の真珠です。
ちなみに値段は白よりピンクの方が安かったです。
そして当然ながら真珠の粒の大きさによって値段が上がっていきます。
ちなみに私は最初に買う基準を決めていました。
品はネックレス。
そこそこの品質で日本円で5,000円まで。
それ以上では買わない。潔く諦める!
透明ケースの中からじゃらっと出されたパールの束は大きい粒から小さい粒まで。
うーん。目移りします。
一見すると綺麗です。
でも間近で見ると一粒一粒で違い、傷もあったりするので、1本選ぶのも大変です。
大きな粒を進められましたが、さすがに大きくて目立ちそう。
小さな粒も二重にすればブレスレットとしても使えて可愛らしい。
うーん、どうしよう。
でもせっかく買うのなら、長く使えて普段使いできる物がいい。
中くらいの大きさのパールを買う事にしました。
まずは軽く値段を確認します。
「これいくら?」
最初は大きなパールは5,000PHP、中位のパールは4,500PHPと言われました。
(え?1万円?これは値段交渉頑張らねば)
値引き交渉
値段交渉の前に、中粒のパールでキレイな1本を選びます。
一応交渉するなら買う前提です。
予算は5,000円までと決めていましたが、
買うに値する品物なのか(質や本物なのか)も見極めなければなりません。
値段交渉を決めた1本の真珠は多少の傷がありました。
エクボも多少あります。
冠婚葬祭に使うにはちょっと厳しい品質です。
ま、これくらいならカジュアルなパールとして普段使いもできるかなと購入をきめました。
お店には女性スタッフが3人いました。
じゃらっと真珠の束を出してきたナンバー2ぽい人と値段交渉です。
「これ安くなる?」
ナンバー2は「3,500PHPまで」と言いました。
最初に聞いた値段の4,500PHPから3,500PHPに下がりました。
しかし3,500PHPでもまだ約7,000円です。
私が2,500PHPと電卓に打ち込みます。
ナンバー2は「それは無理。3,000PHPまで。小さな粒なら2,500PHPにするよ。」
と言ってきました。
とりあえず2,500PHPと言われた小さな粒も見てみます。
うん可愛い。
でも私は中粒を買うと決めたの。
私も負けじと「やっぱり中粒で2,500PHPでお願いします」と粘ります。
「無理なのよ」とナンバー2。
しょうがない。諦めよう。
「無理を言って悪かったわ。ありがとう。」と
次のお店に行こうとしたら、
慌ててナンバー2がボスにお伺いをたてます。
ついにボスが2,500PHPで首を縦に降りました。
約5,000円。
なんとか予算内に収まりました。
まぁ、立ち去るのは交渉の最後の手段なんですけどね。
ナンバー2がボスにお伺いをたてる値段であれば、
ぼったくり価格ではないのでしょう。
交渉成立です!
そこから留め金を選び、いつの間にやら現れたお兄さんが、早手のごとくネックレスに仕上げてくれます。
オールノット言って、パールとパールの間に結び玉を作り、
万が一糸が切れてしまっても、パールがすべて取れないように結んでくれます。
結び目の方向や結ぶ強さが適切でないと仕上がりがガタガタになるので、
熟練の技ですね。
買ったら意外と大きかった!真珠の大きさに注意
一応私も真珠のネックレスは持っています。
(お葬式位しか付けていません)
白の真珠です。母から貰いました。
恐らく母も祖母から貰った真珠です。
こう書くと、代々引き継がれている、いい真珠そうに聞こえますが、
要はお下がりです。
母親が「(自分はもっといい)黒真珠を持っているから白真珠は使っていいよ」
と言って貰ったものです。
真珠のネックレスとしてはちょどいい粒の大きさで、目立たず、貧相すぎず。
冠婚葬祭でも無難な大きさでした。
今回も買うなら同じ大きさにしようと真珠選びをしたはずでした。
実際にグリーンヒルズで買った真珠がこちら
日本にかえって手持ちの真珠と比べてみると、あれ、大きい。
今までもっていた無難な真珠が5ミリでした。(帰国後に計測)
今回購入したのが8ミリでした。比べてみるとでかかった!
大粒買わなくてよかった(笑)
勧めてくれた大きい粒はきっと10ミリでしょう。
家族へ真珠を見せた反応は?
帰国後に家族へ真珠を見せました。
皆「5千円は安すぎる。もっと買ってきたらよかったのに」という反応でした。
ピアスやブレスレットなど種類豊富にありましたからね。
まぁ5千円ならフィリピン・マニラのお土産として、
気軽に持ち運べて、普段使いできるアクセサリーとして、
今回はいい買い物が出来たのではと思います。
しかし私の場合、週末は登山が多いので、
果たして今後、真珠をつける機会があるかちょっと疑問もあります(笑)
スーパーマーケットもある。
グリーンヒルズショッピングセンターには大きなスーパーマーケットの『UniMart』があります。
せっかくなので、こちらでも買い物をしました。
購入したものは、
ドライマンゴーやOTAP(フィリピンのウナギパイみたいなお菓子)やパパイヤ石鹸など。
いわゆるバラマキ土産です。
そして帰りもGrabで帰りましたが、かなりの大渋滞で大変でした。
マニラの渋滞の酷さを味わいました。
今回購入した淡水パールは、
旅行などに気軽に持っていける真珠のネックレスとして使っていこうと思います。
『マニラに来たら真珠が安い!グリーンヒルズショッピングセンターで淡水パールを買った話。お土産にも。』
さつまおごじょの”みなと”でした。ありがとさげもした。
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