突然ですがトルコの大人気ドラマ『オスマン帝国外伝～愛と欲望のハレム～』
見てますか？
『オスマン帝国外伝～愛と欲望のハレム～』はトルコで大ブームとなり、
実は世界80国以上で放映された、トルコ版大河ドラマです。
ロシアでも大人気みたいで、
トルコを訪れる旅行者も増えたとか?!
実際に地下宮殿にあった、
トルコの衣装を着て写真撮影できるブースは大盛況！
私もトプカプ宮殿のハレムを訪れた際には、
『睨み合っていたのはこの階段かしら？』
なんていつも以上に楽しく観光できました(笑)
そんなドラマのメイン人物である大宰相『イブラヒム・パシャ』
ドラマでは「オカン・ヤラブク」さんが演じていますね。
イケメンなのでファンも多そうですね。
さて、ようやく本題です。
かつてのトルコの大宰相であるイブラヒム・パシャが建てた邸宅は、
現在はトルコ・イスラム美術博物館となっています。
そして絨毯好きにはたまらない、
古い貴重なトルコ絨毯がたくさん展示されています。
トルコ・イスラム美術博物館
トルコ・イスラム美術博物館は2014年に再オープンしました。
実は6年前にイスタンブールを訪れた時にはまだ改装中だったので、
楽しみにしていました。
イブラヒム・パシャの邸宅跡
この博物館はオスマン帝国、スルタン・スレイマン時代の大宰相だった、
「イブラヒム・パシャ」の邸宅跡です。
そしてスルタン・スレイマンの息子の割礼の祭宴なども行われた場所です。
(ドラマでも割礼の場面がありましたね！)
外観
16世紀の邸宅ですが、古さを感じないデザインです。
場所はブルーモスクの横。
アヤソフィアやトプカプ宮殿にも近く、まさに一等地です。
中庭
中は広々とした庭があります。
イブラヒム・パシャも過ごしたであろう中庭ですね。
ブルーモスクビュー！
窓を開けたらブルーモスクという、
なんとも贅沢な邸宅です。
ヒッポドロームも見えますね。
ここでしか撮る事のできない風景。
写真撮影スポットです。
ここで写真撮りたいなと思っていたところに、
他の旅行者から頼まれてお互いにパシャリ。
展示物
細密画、コーランの写本、スルタンの勅令書、ミニアチュール、トルコ絨毯など
伝統的な美術工芸品が集められています。
豪華な装丁のコーランの写本
金色が眩しい！
そして模様が細かいですね。
彩色も柄も素敵です。
こちらのコーランの写本は女性が使っていたのでしょうか？
金色に赤い薔薇が美しい！
小さな花も所狭しと描かれています。
トルコ絨毯
絨毯好きには堪らない、
古いトルコ絨毯が存分に展示されています。
古すぎて一部しか現存していない貴重な絨毯も。
さすがに当時より色落ちしているかもしれませんが、
水色とベージュと赤の彩色が素敵ですね。
花柄がかわいい。
大きい絨毯ですね。
織り上げるのに何年の歳月がかかったのでしょうか。
階段を下ったところに、さらに絨毯が展示されていました。
こんなに絨毯をみていると欲しくなりますね！
面白い柄ですね。リビングに欲しいなぁ(笑)
イスタンブールの町並みの絨毯にはびっくり。
ブルーモスクやアヤソフィア、カラタ橋がみえますね。
模様が細かい！
営業時間・入場料金・アクセス
チケット売り場ではクレジットカード(VISAやMaster)が使えます。
AMEXは使えませんでした。
営業時間：(夏期4/1～10/31)10:00～17:00、(冬期11/1～3/31)9:00～18:00
チケット売り場は夏期は16:00、冬期は17:30にクローズします。
休館日：月曜日
入場料金：50TL
内部のフラッシュ撮影は禁止されています。
ミュージアムパスが使えるよ～
アヤソフィアより空いているので、
ミュージアムパスを買うなら大宮殿モザイク博物館かこの博物館で購入すると行列を回避できるよ！
場所は旧市街地のヒッポドローム脇にあり、分かりやすいです。
営業時間などは変更される場合があります。
トルコ・イスラム美術館の公式サイト(英語)で確認できます。
やっぱり絨毯が欲しい！
鹿児島へ持って帰る♪
そしてこの後、博物館のすぐ近くのお店『SUFi』で
素敵な絨毯にめぐり合いました。
イブラヒム・パシャの邸宅跡へ行けて大満足！
『絨毯好きは必見！トルコ・イスラム美術博物館【イスタンブール】』
さつまおごじょの”みなと”でした。ありがとさげもした。
コメント