今回はターキッシュエアラインズ/トルコ航空のビジネスクラス搭乗記です。
ボーイング777-300ER、仁川(ソウル)ーイスタンブール便。
初めてトルコのフラッグキャリアであるターキッシュエアラインズの飛行機に乗りました。
もちろんトルコ航空のビジネスクラスも初搭乗となります。
「鹿児島からマイルで出発します」というブログのタイトル通り、
こつこつと貯めたマイルでビジネスクラスの特典航空券をゲット。
2019-2020年の年末年始に『福岡からマイルで出発』しました。
福岡ー仁川(ソウル)、仁川ーイスタンブールのフライトで飛んでイスタンブール♪
普段乗っているエコノミークラスとは格段と違うビジネスクラス。
空飛ぶシェフのいるターキッシュエアラインズのCクラス。
仁川(ソウル)からイスタンブールまでの深夜フライトの様子をレビューします。
ターキッシュエアラインズのビジネスクラス
ターキッシュエアラインズ仁川ーイスタンブール
使用機材:ボーイング777-300ER
00:25仁川(ソウル)発ー06:20イスタンブール着
フライト時間:11時間55分
機内食が真夜中すぎの深夜フライトになります。
イスタンブールは2019年4月より開港したイスタンブール新空港に着陸です。
フルフラットシート
窓側の2人がけのビジネスクスラスのシートです。
なんと窓4個分のスペース。
足元広々〜とし過ぎてててびっくり。
3人がけのシートも広々スペース。
肘掛けの下にはリモコンが置いてあり、ちょっとした手回り品も入れられます。
アメニティ
座席にはブランケット、ボールペン、スリッパが予め置いてありました。
お?なんか立派なものが配られたぞと思ったら、
ヘッドホンでした。
男女別のアメニティポーチ(後述)も配られました。
モニター画面
スペースが広すぎてモニターがいつもより遠い(笑)
足元に荷物を置くスペースもたっぷり。
モニターの言語は日本語も選択できました。
日本語字幕の映画も探しやすく、助かります。
いざフルフラットへ
うーん、残念。
足が短いので伸ばしても届きません。
もちろんシートを全倒しするとフルフラットになり、繋がるのでご安心を。
ビジネスクラスのシートにはリクライニングがあります。
リモコンで楽々操作。
足元を上げると足がむくまないのでスゴくうれしい。
そしてなんとシートにはマッサージ機能もついていました。
ソフトタッチのマッサージですが、長時間フライトだと助かります。
鹿児島からの移動で腰が…。
食事の前にCAさんが「ベッドメイキングをするわよ~」と座席へ。
ブランケットより分厚い掛け布団も渡されました。
寒い冬でもぬくぬくと眠れます。
今回は0:25発のフライトです。
ベッドメイキングをしてもらった時点で普段なら寝ている時間です。
「ね、眠たい。」
でも今回は寝るわけにはいきません。
なぜならもうすぐ、
待ちに待ったフライングシェフが食事を運んできます!
機内食:空飛ぶシェフ(Flying chef)に心を奪われる
空飛ぶシェフがきたーーー!
なんとも帽子がオシャレ〜♪
と興奮気味に見つめてしまいました。
ターキッシュエアラインズの機内食は、
「ベスト ビジネスクラス機内食」などの賞に輝いています。
いつもはエコノミーの狭い席での機内食。
それが今回はシェフがいます。なんて贅沢な!
白いお姿に期待が膨らみます。
今回フライングシェフは2人。
私の席は素敵なお姉さんが担当でした。
メインをどれにしようか迷っていたら、
素敵な笑顔でオススメメニューを教えてくれました。
ウェルカムドリンク
ウェルカムドリンクはミントが入ったレモネードです。
ターキッシュエアラインズのオリジナルドリンクですね。
美味しい♪
一緒にシャンパンも配っていました。
夕食
長いフライトなので夕食の時間も自由に選べます。
さすがに出発が深夜なので、離陸後の早い時間をチョイス。
「離陸後すぐね。OK。40~50分後になるわ」と言われました。
シートベルトサインが消える頃、なにやらいい匂いがしてきます。
待ちに待った機内食の時間です。
テーブルにナプキンをセット。
かわいいテーブルランプもお目みえで、
テンションが上がってまいりました。
そして待ちに待ったフライングシェフがやってきました。
夕食のスタートです♪
見渡すと他の搭乗客も同じ時間に料理が提供されていました。
ということは皆、離陸後すぐの夕食を希望したのでしょう。
まぁ、さっさと食べて寝たい気持ちは同じですね。
夕食のメニューです。
メニューはトルコ語、英語、韓国語(ソウル発の為)で書かれていました。
前菜
ビールのお供にナッツ。
トルコはピスタチオなどのナッツ類の産地です。
ちなみにトルコのお土産にもナッツ類をたくさん買いました。
トルコのおつまみ「BEST OF TURKISH MEZZE」
やっぱり嬉しいのは、キチンとしたナイフやフォーク類。
ナプキンの上に白い磁器のお皿。
エコノミークラスとは雰囲気から違いますね。
空の上で飲むスープ、美味しいです。
人参とカボチャのスープ。
塩・胡椒の瓶がアラビアテイストで可愛いですね。
LEDライトも雰囲気UPに一役買っています。
メイン
メインはお肉やお魚など選べます。
写真は私と家族の2人分です。
ほうれん草と人参のソテー、ポテトグラタンと牛フィレ肉です。
お肉は地上で食べたほうが美味しいかな。
そういう味でした。
フライングシェフのお姉さんのすすめてくれて、私はお魚をチョイス。
ズッキーニと赤唐辛子のとお魚のグリル。
ポテトピューレとレモンバター添え。
うん、確かにお魚の方が美味しかったです。
デザート
デザートもチーズケーキやアイスクリームなどの選択肢の中から選べます。
伝統的なトルコのデザート”POTPOURRI”も興味があったのですが、
アイスクリームの誘惑に負けました。
グラスに入ったフルーツの盛り合わせ。
アイスクリームもカップではなく、お皿で。
真夜中のバニラアイスクリームは格別ですね。
デザートタイムはコーヒーやお茶も一緒に。
朝食
朝食はメニュー表を最初に配られ、夕食と一緒にオーダー。
オーダーを先に伝えておけば、時間ギリギリまで寝ることができますね。
フルーツの盛りあわせ、各種チーズ、クロワッサンなどのパンが基本メニュー。
あとは食べたいものを追加で選ぶ朝食スタイルです。
そうそう、トルコの蜂蜜は美味しいです。
忘れずに「honey」にチェックを入れましょう。
美味しそうなパンが選び放題。
迷わずクロワッサンを頂きました。
あとヒマワリの種のパンも。
鶏の胸肉と七面鳥のスモークをチョイス。
実は「turkey」の文字につられました(笑)
いちごのスムージィが美味しい♪
空の上で牛乳を飲むのは、もしかすると初めて!
やっぱり塩と胡椒入れが可愛いです。
空の上でも倒れないように工夫されています。
朝からフルーツたっぷりでビタミン補充です。
こんなにオシャレに盛り付けられたフルーツを空の上で食べられるなんて。
ターキッシュブレンドの紅茶やヨーグルトも美味しかったです。
オムレツはマッシュルーム、トマト、ジャガイモと一緒に。
定番メニューなので安定の美味しさです。
卵料理は選択です。
オムレツと迷って「放し飼いの卵」の文字に惹かれて選んだ一皿
「Fried free range eggs in butter」
濃厚な卵でした。タンパク質バッチリ♪
ただ、もう少し火が通っていても良かったのですが…
白身がほぼ液体でした。
ドリンク
ターキッシュエアラインのビジネスクラスはお茶のラインナップが素晴らしい。
その名も『Wellness tea selection』
ウェルネス ティー セレクション
今回は深夜フライトで殆ど寝ていたので、
お茶を楽しむタイミングがありませんでした。
後から飲んでおけばよかったと後悔。
もちろん普通のオレンジジュースや炭酸水(fizzy drink)などもありますが、
トルココーヒー、salep(サーレップ)などのトルコならではの飲み物もお試しあれ。
空飛ぶ前に機内食のリクエスト
なんとターキッシュエアラインズでは、ビジネスクラスの機内食の事前リクエストができます。
その名も『ミールセレクション』
空の上の優雅なレストランにご招待
ターキッシュ エアラインズの絶品料理で、ビジネスクラスのフライトを最高のものにしてみませんか?お料理の写真を確認いただきながら、フライト中にお召し上がりになりたいお食事を事前にお選びいただけます。事前リクエストはご予約のフライトの 7 日前から 48 時間前まで可能です。
食通を唸らせる牛肉・羊肉料理、バラエティ豊かな風味の鶏肉料理、新鮮なシーフード、多様なパスタメニューなど、伝統的なトルコ料理や厳選された世界各国の料理をご提供しております。
https://www.turkishairlines.com/ja-int/flights/fly-different/business-class/meal-selection/
機内食の事前リクエストはイスタンブール発の一部のフライトで実施されています。
48時間前までなので、帰りのフライト時は忘れずにチェックしましょう。
イスタンブール発、アトランタ、バンコク、北京、ボゴタ、ボストン、ケープタウン、シカゴ、広州、ハノイ、ハバナ、ホーチミン市、香港、ヒューストン、ジャカルタ、ヨハネスブルグ、クアラルンプール、ロサンゼルス、マニラ、マイアミ、モントリオール、ニューヨーク、プーケット、モーリシャス、サンフランシスコ、サンパウロ、ソウル、上海、シンガポール、台北、東京、カラカス、パナマ、マダガスカル、ダーバン、マプト、ブエノスアイレス、トロント、ワシントン DC 着
https://www.turkishairlines.com/ja-int/flights/fly-different/business-class/meal-selection/
東京が対象路線に入っています。
ターキッシュエアラインズのビジネスクラスの感想
イスタンブール新空港には6時20分に到着予定。
早朝のイスタンブールの街並みです。
楽しかったビジネスクラスのフライトも終わりに近づいてきました。
空飛ぶシェフ、美味しい機内食。
フルフラットのシートでぐっすり睡眠。
ターキッシュエアラインズのビジネスクラスは快適で本当にあっという間のフライトでした。
何より、フライングシェフに魅了される空の旅。
またマイルをコツコツと貯めて
是非乗りたいです。
そうそう、イスタンブール新空港では入国審査の優先レーンがありました。
ビジネスクラスに搭乗の場合は優先レーンを利用できます。
パスポートコントロールまでチケットを無くさないようにしましょう。
ヴェルサーチのアメニティポーチ
ターキッシュエアラインズのビジネスクラスではアメニティポーチをもらえます。
なんと高級ブランドの『VERSACE』
びっくりです。
な、何気に初めての『VERSACE』
もちろん鹿児島にはお店なんてありません。
ポーチに『VERSACE』のロゴが入っています。
素材は本皮だとうれしいのですが、PVCですね。
ファスナーをあけると、ターキッシュエアラインズのタグが付いています。
ポーチにちゃんと裏地がついていて好印象。
ファスナーにも『VERSACE』のロゴが入っています。
こちらは女性用のポーチです。
男性用は別のデザインのシンプルなポーチでした。
アメニティポーチの中身は
- アイマスク
- ヘアゴム
- 耳栓
- 歯ブラシ+歯磨き粉
- モコモコ靴下
- VERSACEのボディクリーム
- VERSACEのリップバーム
- VERSACEの香水
- VERSACEのミスト
渡されたばかりのポーチは未開封の証に”タグピン”(よく靴下についているプラスチックの留め具)で停められています。
機内ではもちろんハサミはないので、力技で開けました(笑)
特典航空券でビジネスクラス
ANAやアシアナ航空は同じスターアライアンスグループです。
今回はANAマイルを貯めて、提携航空会社のターキッシュエアラインズビジネスクラスの特典航空券を発券しました。
ANA特典航空券は355日前(復路)から取ることができます。
ANAが355日前の朝9時から予約を開始するのに対し、
ターキッシュエアラインズは9時から席が出てきません。
正確な時間は把握できていませんが、
朝9時の争奪戦が落ち着いたその日の夜にチェックしてみましょう。
ターキッシュエアラインズは日本からは成田ーイスタンブール便が就航しています。
そして関空ーイスタンブール便が週5往復で再開予定です。
さらに成田線は週7→週11往復へ増便予定です。
フライングシェフに会える機会が増えますね!
またなかなか特典航空券の空席がない年末年始ですが、
ANAの直行便を諦め、地方空港から経由便で探してみると、
頑張り次第で空席を探せます。
ビジネスクラスでワンランク上のフライトを楽しみたいですね
空飛ぶシェフにまた会いたい!
『ターキッシュエアラインズの(初)ビジネスクラス搭乗記』
さつまおごじょの”みなと”でした。ありがとさげもした。
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