今回はグスタフクリムトやフェルメールなどを愛でるアートな旅としてココだけは外せない美術館のベルヴェデーレ宮殿(Schloss Belvedere) と美術史美術館(Kunst Historisches Museum Wien)をご紹介します。
ゴールデンウィークにウィーン・プラハ・ブダペストの中央ヨーロッパを旅行しました。
ヨーロッパ旅行では必ず予定に入る美術館。
教科書で見ていた世界の絵画を自分の目でみる事ができるって素晴らしいですね。
さらに美術館は寒くても暑くても天気に左右されないので観光にとっても都合がいいです。
ウィーンには美術館がいくつかありますが、ココだけは外せない美術館の2つをご紹介します。
ベルヴェデーレ宮殿
ベルヴェデーレ宮殿(Schloss Belvedere)はハプスブルグ家に仕えた貴族が建てた夏の宮殿です。
迎賓館として使われていた上宮にクリムトの絵画が展示されています。
なんと天気に左右されないはずの美術館ではじめて辛い目に。
どしゃ降り&入場制限で寒い中、傘を差して震えながら並びました。
事前に口コミなどで調べた時には「並んでいないので、チケットは当日購入で大丈夫」とかかれた記事が多かったのですが、観光できる時間をロスしないように公式サイト(英語)で事前購入していました。
が、来場者が多く入場になんと30分以上並びました。
クリムトの『接吻』
目玉はクリムトの『接吻』。
みなさん写真撮影に余念がありません。自分とクリムトの『接吻』を写真に収めています。
なんと2019年4月23日(火)~7月10日(水) に東京都美術館では「クリムト展 ウィーンと日本 1900」(Gustav Klimt: Vienna – Japan 1900)が開催されており、《ユディトⅠ》、《アッター湖畔のカンマー城III》などが東京に行ってまーすと書かれていました。
東京へ出張中だなんて来場者はきっと「せっかくウィーンまで来て雨の中並んだのに」と苦々しく思っている事でしょう。
日本へ渡っているとはいえ、私だって見たかったよーと遠く鹿児島から叫んでいます。
見学の所要時間の目安は1時間半程度でしょうか。
入場者が多い割にはトイレが少なく、女子トイレは行列ができていました。
ミュージアムショップがあり、クリムトグッズがかなり豊富。
『接吻』の絵葉書などをお土産で購入しました。クレジットカード使用可能です。
2階から眺める、宮殿のバロック様式の庭園も大変美しく見事です。
美術史美術館
美術史美術館 (Kunst Historisches Museum Wien) はハプスブルグ家が収集した美術品を展示するヨーロッパ屈指の美術館です。
こちらも美術史美術館の公式サイトからチケットを事前購入していました。
ブリューゲルの『バベルの塔』
こちらの目玉はブリューゲルの『バベルの塔』。
塔の内部で働く人間まで細かく描かれています。
『雪中の狩人』やブリューゲルの父、ピーター・ブリューゲルの作品『農家の婚礼』も有名ですね。
こちらのミュージアムショップはブリューゲルのグッズが充実していました。
階段を見上げてクリムトが手掛けた壁画も必見です。
ノーマークだったのですが、「ジュゼッペ・アルチンボルド(Giuseppe Arcimboldo)」代表作の『四季』や『四元素』がありました。
メインの広い展示場の横の小さな部屋に飾られています。お見逃しなく。
フェルメールの『絵画芸術の寓意』も展示されています。フェルメールの作品の展示は残念ながら1点だけ。
ガイドブックに記載されていた番号の部屋にはなくて、スタッフの方に「フェルメールはどこですか?」って聞きました。
こちらもメインの広い展示場ではなく、小さな部屋にありました。
なんとなく、フェルメールの絵の前は日本人が多い印象(笑)
見学の所要時間目安ですが、少なくとも2時間はかかりそうです。
美術館には展示室内にソファーも多く、疲れたら座って絵画を眺める事ができます。
美術史美術館の世界一美しいカフェ Cafe KHM
美術史美術館には世界一美しいカフェといわれるCafe KHMがあります。
こちらの豪華絢爛な階段をあがるとカフェがあります。
吹き抜けの天井や壁の装飾が素晴らしい。
まさに世界一美しいカフェ。
美術鑑賞で疲れたら、赤いソファーのカフェでのんびりとコーヒーを飲んでほっこりしたいです。
クリムトの『接吻』をみて胸熱!
『【クリムト】ウィーンのアートな旅/ココだけは外せない美術館』
さつまおごじょの”みなと”でした。 ありがとさげもした。
ウィーンに行くなら立ち寄りたい!世界遺産チェスキークルムロフ 1日観光ツアー
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