今回はなるべく効率よく観光したい私が巡ったウィーン1.5日観光の弾丸モデルプランを紹介します。
ゴールデンウイークにウィーン・プラハ・ブタペストの中央ヨーロッパを旅行しました。
ガイドブックを見れば見るほど、
音楽の都・ウィーンは美しい街でゆっくりと観光をしたり、
オシャレなカフェでまったりしたりと色々と巡りたい気持ちは山々です。
しかし今回の旅行でウィーン観光は1.5日!
しかも観光シーズンに突入してかなり人が多いです。
ガイドブックでもウィーン1.5日観光の弾丸旅行プランなんて載っていません(笑)。
ならば「自分で弾丸旅行プランを作ってみよう」と地図がガイドブックやネットで調べ、
旅行プランを練りました。
そして実際に1.5日のわずかな日程でもウィーンを楽しく観光できましたので、
紹介します。
今回のウィーン弾丸旅行モデルプランはGoogleマイマップにまとめたよ。
ご参考になれば幸いです。
ちなみに滞在1泊目はウィーン中央駅前のイビスです。
ホントに中央駅の目の前のなので移動に便利でした。
滞在2泊目はオペラ座近くのインペリアル ウィーンに宿泊しました。
由緒あるホテルのスイートルームの様子もあわせてお読みください。
ウィーン1.5日弾丸観光モデルプラン
今回はシシィチケット(Sisi Ticket)を利用しての観光プランとなります。
半日+1日のモデルプランです。
半日
- 半日ベルヴェデーレ宮殿(上宮)
ベルヴェデーレ宮殿にはグスタフ・クリムトの代表作『接吻』があります。
大好きな絵の実物を見る事ができて感動です。チケットは公式サイトから事前購入しました。
この日は混んでいたようで、入場に30分並びました。ミュージアムショップもクリムトのグッズが豊富にあります。
お土産に絵葉書を買いました。
なぜかMannerのウエハースも(笑) - 半日ホーフブルグ(王宮)
ホーフブルグ(王宮)はかなり広いです。
そして王宮内にはいろいろな施設があります。はじめて行った時に「旧王宮の入口はどこだろう?」迷いました。
ガイドブックやグーグルマップで各施設の入口をチェックしておくとスムーズに観光できます。
- 半日エンゲル薬局
エンゲル薬局は現存するウィーン最古の薬局です。
16世紀のものだそう。天使の壁画がかわいいですね。
近くを通る場合はちょっと見ておきたい薬局です。 - 半日ペーター教会
ペーター教会は9世紀の建造でウィーンでは2番目に古い教会です。
(ウィーン最古の教会はルプレヒト教会)無料の教会なのですが、
中に入るとウィーンで最も美しいと言われるバロック装飾に圧倒されます。ロットマイヤーが2年の歳月をかけて完成させたといわれる天井のフレスコ画は必見です。
- 半日シュテファン寺院
ウィーンの象徴的存在であるシュテファン寺院。
無料の教会エリアとカタコンベやドームなどの有料エリアに分かれます。無料の教会自体は朝早くから夜遅くまで開いています。
他の観光施設が閉まってからでも観光できるので助かりますね。美しいモザイク屋根が印象的なので、見上げるのをお忘れなく。
- 半日Manner(マンナー)
マンナーのお店はシュテファン寺院のすぐ横にあります。
ついでに寄っちゃいましょう。オーストリアでは定番の製菓「Manner」のオフィシャルショップです。
ホテルインペリアルウィーンのミニバーやベルヴェデーレ宮殿のミュージアムショップにもウエハースのお菓子が置いてありました。マンナーのウエハースは味が美味しくパッケージも可愛いのでバラマキ土産に最適です。
定番のウェハースなどのお菓子自体はスーパーでも買えますが、
こちらのショップでは味やサイズがバリエーション豊かに売っています。またロゴが入ったグッズも売っています
せっかくなのでMannerのマグネットをお土産に購入しました。
ちなみにウィーン中央駅にもMannerショップがあります。 - 半日アンカー時計(カラクリ時計)
普通の通りを歩いていたら、急に立派な仕掛け時計があるのでびっくり。
それがからくり時計のアンカー時計です。
ビルの回廊にある巨大なカラクリ時計はマリア・テレジアやオイゲン公などの歴史の偉人が時を教えてくれます。
今回は見る事ができませんでしたが、
正午に偉人12人全員が揃って行進します。ちなみにアンカー時計のすぐ横にはスーパーマーケットのMERKUR Hoher Marktがあります。
オシャレな感じのスーパーでした。
上の階にお菓子やワインなどが置いてあります。 - 半日夕食
ウィンナー・シュニッツェル(ウィーン風巨大カツレツ)はいかが?
シュテファン寺院の近くにあるフィグルミューラーは予約必須のレストランです。
1日
1日観光の要は朝です。
シェーンブルン宮殿の開館時間前に到着できるように早めに移動しましょう。
- 1日シェーンブルン宮殿(世界遺産)
ウィーン観光のメインにやってまいりました。
シェーンブルン宮殿です。マリア・テレジアが趣向を凝らした荘厳な宮殿の全40部屋を巡ります。
日本語イヤホンガイド付き。『会議は踊る、されど進まず』と揶揄されたウィーン会議の舞台のギャラリーや、
モーツァルトがマリー・アントワネットにプロポーズしたお部屋もあります♪今回はシシィチケットを利用して優先入場できました。
宮殿は8時から開館ですが、庭園はもっと早くから開いています。
庭園内は入場無料なのでランニングをしている人を多くみかけました。
こんな立派な世界遺産の宮殿をみながらランニングやウォーキングできるとは、
なんて優雅なんでしょう。庭園はかなり広く、庭園の丘の上にたつ記念碑「グロリエッテ」までは宮殿から徒歩で20分かかります。
(往復40分!)その後の観光もありますので、
「ネプチューンの泉」あたりまで観光したら「大温室」の外観を見て宮殿を後にしました。 - 1日昼食
オペラ座に移動してまずはオペラ座内部ツアーの時間をチェック。
時間があれば人気のスタンド「ヴッツィンガー」でホットドッグはいかが?
行列ができている事もあります。さらに時間があれば先にオペラ座のギフトショップを覗いてみましょう。
- 1日オペラ座(内部見学ガイドツアー)
オペラ座の内部ツアーの入口にその日の見学できる時間が案内されています。
(不定期)事前に予約やチケット購入などはなく、
ツアー開始20分位前からドアが開いてチケットを購入できました。
(料金:€9、現金のみ)英語やスペイン語などの言語で待機場所が分かれています
所要時間は約40分。オペラ座の舞台裏や皇帝専用の席など普段見る事が出来ないオペラ座の内部を見学できました。
ちなみにガイドブックには日本語のツアーもありと記載がありましたが、
私が訪れた日はありませんでした。 - 1日美術史美術館
ハプスブルグ家が収集した美術品を展示するヨーロッパ屈指の美術館です。
美術史美術館の公式サイトからチケットを事前購入できます。フェルメールの作品もありますので、探してみましょう。
見学の所要時間目安は少なくとも2時間はかかります。世界一美しいカフェといわれる「Cafe KHM」
重厚感あふれるインテリアと吹き抜けの天井や壁の装飾が素晴らしい空間でエスプレッソはいかが?
- 1日王宮家具博物館
王宮家具博物館はシシィチケットで入場できます。
英語のイヤホンガイド付き。ハプスブルク家ゆかりの家具が所狭しと並びます。
エリザベートの体重計が展示されていました。
映画好きには嬉しい、シシィの映画のセットもありますよ。 - 1日郵便貯金局
郵便貯金局はウィーンの現代建築の先駆けです。
光あふれるガラスの大天井で現役の郵便貯金局です。ホールの見学は無料です。
- 1日ヴォティーフ教会
ヴォティーフ教会は天にそびえる2本の尖塔が目印です。
ネオゴシック様式の教会で内部のステンドグラスが見事です。
入場料は無料です。 - 1日市庁舎
ネオ・ゴシック様式の市庁舎です。鹿児島市役所とはだいぶ違う…。
- 1日夕食
ウィーン最後の夜はじっくり煮込んだ牛ランプ肉はいかが?
ターフェルシュピッツの名店「プラフッタ」へ。
予約必須のレストランです。
地図:Googleマップのマイマップでまとめました
移動は主に地下鉄とトラムです。
トラムを有効活用すると便利でした。
効率よく観光するために
効率よく観光するためにはコツがあります。
出発前にやる事
シシィチケット(Sisi Ticket)購入
ウィーンでの観光に便利なシシィチケットをオンラインで事前購入しましょう。
インターネットでののシシィチケットの購入方法の紹介記事もあわせてお読みください。
美術館チケット事前購入
今回はベルヴェデーレ宮殿と美術史美術館のチケットを事前購入しました。
美術史美術館のオンラインでの事前購入の紹介記事もあわせてお読みください。
レストラン予約
ウィーンの名物料理を堪能しましょう。
人気のレストランは事前に予約をオススメします。
ウィーンに着いたらやる事
24時間・48時間の乗車券を購入
ウィーンの公共交通機関の1日乗車券を人数分購入します。
切符をその都度買う手間が省けるので便利ですね。
時間の節約にもなります。
24時間有効の乗車券(24 Hour Tickets Vienna)、
48時間有効の乗車券(48 Hour Tickets Vienna)があります。
必要に応じて購入しましょう。
地下鉄の入口やトラムやには打刻機があります。
最初の乗車で打刻しましょう。
チケットに打刻した時点から24時間または48時間有効になります。
私はウィーン中央駅の券売機で1日乗車券を購入しました。
クレジットカードが使えました。
その他に
ショッピングの時間
ウィーンの観光施設は17時や18時までなど割と早く閉まる事が多いです。
対してMannerなどのお菓子屋さんは21時まで。
スーパマーケットは21時や22時まで開いています。
お目当てのお店があれば、あらかじめ営業時間を調べましょう。
そして観光後にショッピングをすると時間を有効に使えます。
その方がゆっくりとショッピングできますし、
観光の途中で重い荷物を持たずにすみます。
もちろん「あの時お店に行けばよかった」、
「あの時に買っておけば良かった」なんてならないように見極めも大事ですね。
ウィーンは美術館が多いので、
ミュージアムショップはその都度のぞいています。
人気の観光場所は朝いちばんで
観光シーズンともなればウィーンの人気の観光場所はかなりの行列になります。
ベルヴェデーレ宮殿では実際に雨の中濡れながら30分も並びました。
特にセキュリティチェックがある観光地は大行列になる事も。
朝はなるべく早起きして、
人気の観光施設の開館時間前に到着するようにする。
そうするとその後の観光も割とスムーズに観光出来ます。
朝が勝負!
ディズニーランドと一緒ですね(笑)
そして人がいない時間帯のほうが写真も撮りやすいです。
もう少し時間に余裕があるなら追加で観光
もう少しに観光できる時間に余裕があるのであれば、
他にもいろいろな観光プランがあります。
私は1.5日しかなかったので今回は諦めましたが、
ウィーンを拠点に周りの都市を巡るのも楽しそうですね。
音楽の都・ウィーンを堪能!
『【弾丸モデルプラン】ウィーンを1.5日で効率よく観光します【オーストリア】』
さつまおごじょの”みなと”でした。ありがとさげもした。
音楽の都ウィーンに来たらコンサートに行ってみたい!美しいペータース教会のクラシックコンサートで素敵な夜を♪♪
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