乳児連れ旅行/露天風呂付の贅沢離れ 中島温泉旅館で温泉三昧な宿泊記

中島温泉旅館 日新公の館

日置市にある中島温泉旅館は1日3組限定のお宿です。
古くから湯治客で愛されている吹上温泉。
かの西郷隆盛も明治3年、4年、7年に中島温泉に入浴したという記録があるのだとか。
築70年以上の本館は歴史を感じられます。
なんと座敷わらしの伝承がある事でも有名なお宿です。

そして2022年3月に『出川哲朗の充電させてもらえませんか？』で
出川哲郎さんとぺこぱの松陰寺太勇さんが宿泊された宿でもあります。
もちろん私も放送を見ました。

そして今回宿泊した露天風呂と内湯がついた離れ『日新公の館』は1組限定。
人気のお部屋で週末となるとなかなか予約がとれません。

今回は早い段階で予約を入れた宿泊の生後3ヶ月時と
たまたまキャンセルがでて予約が取れた生後5ヵ月時の赤ちゃん連れ旅行の宿泊レビューです。
そう、記事にする前にリピートしてしまいました。
それだけ魅力的なお宿というわけですね♨
『中島温泉旅館』の宿泊レビューです。

チェックイン

宿の入り口から入るといきなりノスタルジックな佇まい。
少し先を覗けば昭和の時代へタイムスリップしたような雰囲気の廊下がうかがえます。

立ち寄り湯の自販機があり人が誰もいません。
どうしようかな～と思ったら入口右手に小さなガラス扉の受付が。
こんにちは～と勇気をもって声をかけました。
なにかと生活感が伺える受付でご主人が対応してくれました。

2回目の宿泊時は慣れましたが、
最初は誰もいなければちょっと戸惑う感じ。

女将さんに案内され、本館を抜け階段をあがると日新公の館があります。
広々とした1棟まるごとが今回の客室となります。

お部屋

とにかく広い。
日新公の館には「お寛ぎ」「お食事」「お布団」の3部屋があります。
そしてお布団のお部屋にもトイレがあるのでトイレも3つあります。

広いとは言っても、実際には食事の部屋はほんとに食事の時間しか利用しないし、
なんだかんだで6畳の和室にこじんまりと寛いでました。

冷蔵庫やお茶セット。
ミルクを作るときにはうれしい、温度調節のついた電気ポットもありました。

寛ぎ間に併設のお風呂。
せっかくの露天風呂があるのでもちろん使用していません。

寛ぎの間に浴衣やタオルがおいてありました。
客室付きの温泉がある場合、何度も入るので浴衣が楽ですね。

間取り図の通り各部屋にトイレがあるので、トイレが3つ。
すべて温水洗浄便座つき。
寒い冬に入るなら寝室側のトイレが一番暖かかったです。

12畳のお布団の間。
広々としています。
赤ちゃんは持参した抱っこ布団でスヤスヤ寝てくれました。

長ーい廊下。
天井には日新公が藩士の生活基盤のために作らせた「伊作和紙」を復元作成したオブジェが飾ってありました。

食事

朝・夕食ともに食事の間のお座敷で食事をいただきます。
スタッフの方が準備してくれて、声掛けをしてくれるシステムです。
夕食時の夫のビールはチェックインの際に注文しました。

宿の料理は地産地消にこだわり、
魚は地元・吹上の近海で獲れた新鮮魚介を
野菜は地元の新鮮野菜を使っているそうです。

夕食

秋に宿泊時の夕食。
季節替わり会席プランです。

冬に宿泊時の夕食。
「前回と全く同じだね」と夫が一言。
まぁほんの2ヶ月ほどしか間があいていませんのでね。
でも美味しいお料理なので問題ありません。

近海でとれた新鮮なお刺身。
種類も多いのでうれしい。

地鶏の白切鶏が美味しい。ネギを添えて。
貝も海老も海の幸が豊富です。

お吸い物。
優しいお味でした。

鹿児島県産の豚しゃぶ。
甘くておいしいです。ゴマだれかポン酢で。

茶碗蒸し、白和え、海鮮の酢の物などボリュームもあって大満足の夕食でした。

やっぱりお部屋食は赤ちゃん連れに優しい。
ゆっくりと気兼ねなく食事ができました。

朝食

秋に宿泊時の朝食。

冬に宿泊時の朝食。
ま、一般的な和朝食なので同じでしょう。
白いご飯が美味しく、夫は2回お替りしていました。
お豆腐も美味しかった。

西郷さんの焼き印の入ったさつま揚げがかわいいです。

温泉

中島温泉は敷地内に源泉があり、ボイラーの使用や加水をしていない天然の温泉です。
ph8.9の硫黄泉。
源泉の温度は50.1度(気温28度)です。

日新公の湯　露天風呂と内湯

日新公の館の宿泊者専用の露天風呂。
屋根がついていますので、雨天でも楽しめます。
もちろん源泉かけ流し。

「冬季の露天風呂は温泉量の都合や加熱をしない為、多少温度が下がるので、蓋をしてくださいね」
と女将さんに言われました。
真冬の早朝にはいりましたが、赤ちゃんにちょうどいい湯加減でした。
もちろん気温次第だと思います。

大人1人がこじんまりと入るのにちょうどいい大きさの内湯。
露天風呂よりちょっと温度を熱くして楽しむこともできますね。

寛ぎの間にも洗面所はあるのですが、
こちらが広々とつかえるのでこちらをメインの洗面所として使用していました。

洗面所の向かいにはお風呂上りにちょっと腰掛けるのに最適なベンチがあります。

広々とした洗い場。

そうそう、赤ちゃんには毎回ベビー石鹸を持参しています。
家ではベビー用の泡ソープを使用しているので、石鹸を泡立てるのがちょっと面倒だったりします。

宿泊者専用の貸し切り湯 西郷どんの湯

せっかくなので宿泊者専用の貸し切り湯『西郷どんの湯』にはいってみました。
本館にあるので、離れから階段を降り、宿の方から貸し切り湯の鍵を借りて入ります。
西郷さんも入られた温泉という事で歴史を感じますね。

利用時間：16:00～21:00

リピート宿泊のときは階段の移動も寒いので離れの温泉だけを楽しみました。

大浴場

立ち寄り湯の大浴場です。
地元の方に愛される憩いの場です。
壁の吹上浜の絵が鮮やかですね。

今回は赤ちゃん連れなので入りませんでした。

利用時間：6:00～21:00

中島温泉旅館のアクセス・住所

鹿児島市(鹿児島中央駅)からは車で約50分。

無料駐車場があります。

露天風呂と内風呂がある贅沢♨赤ちゃんも大満足

今回は記事になる前にリピート宿泊してしまったお宿でした。
赤ちゃん連れにオススメな時期は秋や春でしょうか。

日新公の館は離れの一軒家。昔ながらの古い造りです。
秋と真冬の季節に泊まったのですが、冬は寒かったーー。

特に暖房のない廊下が冷え冷えとしていました。
ちなみに客室は暖房があり、ちゃんと暖かいです。
冬の時期はエアコン＋石油ファンヒーターで温めていました。
でも廊下は暖房ないですからね。
部屋の移動の度に「寒っ」てなってました。
寝室以外のトイレも冷えてます。

まぁでも冬の寒い朝に入る露天風呂は最高なんですが、
赤ちゃんには部屋の温度差に気を付けてあげたいですものね。

でもでも温泉は大満足でした。
内風呂と露天風呂の2つもあると贅沢ですね。
露天風呂の広い浴槽はスイマーバし放題♪
赤ちゃんも大満足で遊んでいました。

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『乳児連れ旅行/露天風呂付の贅沢離れ 中島温泉旅館で温泉三昧な宿泊記』

さつまおごじょの”みなと”でした。ありがとさげもした。