鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島連山。
天孫降臨の地、高千穂峰。
実はミヤマキリシマの群生地なんです。
せっかく登るのなら、ミヤマキリシマが満開の時がオススメ。
今回はミヤマキリシマの最新の開花状況もあわせて紹介します。
また、登山はちょっと無理という方。
鹿ヶ原や中岳の中腹探勝路はハイキング感覚で行く事ができます。
高千穂峰、鹿ヶ原、中岳中腹は同じ「高千穂ビジターセンター」から出発です。
高千穂登山ついでに一緒に楽しむ事も可能です。
高千穂峰のミヤマキリシマ
高千穂河原からの高千穂峰ルートは難しくないので、
初心者にもオススメです。
親子連れもよく見かけます。
霧島神宮の社殿跡(小宮跡)の右手に登山口があります。
そこから山頂の天逆鉾を目指しましょう!
私は真夏の暑い日でも、冬の凍てつく日でも高千穂峰に登っていますが、
やっぱりミヤマキリシマの時期が一番楽しいです。
2015年はガスガスのミヤマキリシマでしたが、
2020年は晴れ渡りました!
山頂の辺り一面に満開のミヤマキリシマ。
ピンクの絨毯。
まさに『天空の花園』です。
ちなみに、
NHKの大河ドラマの『せごどん』のオープニング曲で、
西郷隆盛と大久保利通さんがすれ違ったのは、
この高千穂峰途中の馬の背です。
またNHKの大河ドラマの『龍馬伝』でも、
坂本龍馬役の福山雅治さんやお龍役の真木よう子さんが
「日本初の新婚旅行の地」の撮影で高千穂峰に登りました。
高千穂峰(日本2百名山、標高1,574m)
所要時間:休憩含めて往復で3時間~3時間半
登山難易度:★★☆☆☆
鹿ヶ原のミヤマキリシマ
霧島神宮の社殿跡(小宮跡)を左手に行くと鹿ヶ原があります。
山を登るというより、ハイキング感覚で歩けます。
徒歩15分程度で辿り着きます。
歩きやすい靴であれば大丈夫です。
高千穂峰を登っているときに鹿ヶ原が見えます。
ミヤマキリシマの満開の時には鮮やかなピンクの絨毯となります。
見渡す限り一面のミヤマキリシマ。
ピンクの色が鮮やかですね。
一面にピンクの絨毯となる鹿ヶ原ですが、
実はレアな白いミヤマキリシマが咲いています。
場所は鹿ヶ原のとにかく奥のエリアです。
見つけたらきっと幸せになる、
「幸せの白いミヤマキリシマ」です。
お探しあれ。
鹿ヶ原
所要時間:往復で30分
難易度:★☆☆☆☆
中岳中腹探勝路のミヤマキリシマ
中岳は新燃岳の影響で途中までしか登る事ができません。
中岳の中腹にミヤマキリシマの群生地があり、
満開の時は見事の一言。
私の山友(そこそこ年配の方)が
「天国って多分こんなところかな~」
なんて冗談を言っていました(笑)
ピクニックテーブルが至るところにあります。
家族でハイキングへ。
ミヤマキリシマに囲まれてランチ♪も楽しそうですね。
中岳は鹿ヶ原より傾斜がある分、軽登山です。
高千穂峰に比べると楽ですよ。
石畳の登山道なのですが、
登山者が少ないので、苔むしています。
この苔が滑る。滑る。
スニーカーよりも登山靴の方が安心です。
中岳中腹探勝路(1112m)
所要時間:往復で1時間半程度
難易度:★☆☆☆☆
最新の開花状況
霧島市の公式サイトに毎年ミヤマキリシマの開花状況が掲載されています。
2020年の最新の開花状況も更新されていました。
梅雨前のこの時期は雨になったり、霧(ガス)が出たりで、
残念ながら未だに天気に恵まれていません(泣)
ミヤマキリシマの見頃の時期
天候状況によって変わる場合もありますが、
例年の見頃の時期は5月下旬です。
高千穂周辺だと、
中岳中腹探勝路→鹿ヶ原→高千穂峰山頂と3週に渡って楽しむ事ができます。
場所 | 例年の見頃 |
---|---|
御鉢斜面・高千穂峰 | 5月下旬 |
鹿ヶ原 | 5月下旬 |
中岳中腹探勝路 | 5月中旬~下旬 |
韓国岳 | 6月上旬 |
えびの高原つつじヶ丘 | 5月下旬~6月上旬 |
あと、私もミヤマキリシマの時期なるとつぶやきますよ!
出発点は高千穂河原ビジターセンター
まずは高千穂河原ビジターセンターへ向かいましょう。
駐車場料金は500円です。
ここでトイレを済ませましょう。
登山の注意点
通行可能な登山道の状況(最新情報)は鹿児島県の公式サイトで確認しましょう。
ミヤマキリシマは大分のくじゅうや阿蘇山も見事ですが、
霧島もなかなかのものです。
鹿ヶ原のようにハイキング気分でいけるのもいいですね!
晴れるかどうかは運しだい!
『【霧島】ミヤマキリシマが美しい高千穂峰へ登ろう【見頃はいつ?】』
さつまおごじょの”みなと”でした。ありがとさげもした。
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