九州で温泉といえば大分・熊本が有名ですが、もちろん鹿児島も温泉県。
霧島温泉郷、指宿温泉が有名ですが、鹿児島市内にもあちこちに温泉があります。
銭湯ではなく全て温泉。
小さい頃から日帰り温泉三昧の私。
大人になってからは車で熊本や大分温泉へ。
趣味の登山の後も温泉でさっぱり。
そんな私ですが鹿児島県内で温泉と言えば霧島や日当山温泉へ行く事が多く、
宮之城温泉はいつも通り過ぎていました。
鹿児島県でも屈指の泉質を誇る、宮之城温泉(かつての湯田温泉)。
今回は温泉ソムリエの六三四さんが『美肌部門で1位』に選んだ旅館 玉之湯へ泊まりました。
そして温泉に入ってびっくり。泊まってびっくりの
『全身がつるつるじゃーーー!』
美人湯に浸かり興奮冷めやらぬ今、
宿泊した様子をレビューします。
旅館 玉之湯
奥薩摩にある旅館 玉之湯。
入口が竹で覆われています。
初見にはちょっと分かりにくい外観です。
玉之湯の看板を探しました。
広々としたロビーです。
本がたくさん置いてありました。
宿の裏手にはのどかな川の風景が広がります。
お部屋
今回は洋室のお部屋に宿泊しました。
リノベーションされていてモダンなデザインです。
竹で有名な宮之城。
オシャレな竹空間ですね。
やわらかい日差しでほっこり空間のソファー。
ゆったりと座ってのんびりと過ごしました。
3人宿泊の場合はベッドとしても使えます。
鹿児島の田舎はたまに携帯の電波が届かない事もありますが、
ここは問題ありません。
ベッドヘッドにコンセントがあります。
スマホの充電に丁度いい場所ですね。
鏡も大きくて使いやすそうな洗面台。
あちこちに竹が使われているのがいいですね。
広めのトイレでした。
冷水と湯沸かしポットの両方ありました。
ティファールの湯沸かし器とドライヤーは同時に使わないよう注意書きも。
冷蔵庫は空っぽです。
温泉へ行くときのバッグが置いてあります。
竹のルームキーも可愛いですね。
アメニティ
竹の器に入れられたアメニティ。
宮之城温泉の化粧水が置いてありました。
温泉の脱衣所にも置いてあります。
女性には嬉しい、スキンケアセットです。
食事
食事は朝・夕食共に食事処でいただきます。
空間は十分に広く、となりのテーブルとも適度な距離がありました。
夕食
夕食は6時から7時の間で選べます。
食膳酒に地元産の南高梅の梅酒をいただきました。
まずは小鉢。
蛸と葱、そら豆の黒胡麻味噌掛け。
グリンピース豆腐。緑がきれいですね。
鱧の湯引き、梅肉添え。
添えられたお花で気持ちがほぐれます。
なんとも豪華な飾りつけ。
マグロ、かんぱち、鯛のお刺身です。
お花も豪華。綺麗ですね。
焼物は鮎です。
塩が効いて美味しい!ビールがすすみます。
赤海老、いさきのソテー、松の実、ピンクペッパー。
食べてから写真を撮り忘れていた事に気が付きました。
途中ですが鰹のタタキ。
黒毛和牛のステーキ。
美味しかったです。
ですがメインなのでもう少しボリュームが欲しいです。
冷し茶碗蒸し。
ウニが入って贅沢ですね。冷しなのでちょっと味付け濃いめ。
貝汁と炊き込みご飯。
かなりお腹がいっぱいになってきました。
デザートの葡萄ムースと芋羊羹。
別腹に収まりました。
朝食
朝食前に内湯にはいり、サッパリ。
つるつる肌で朝食会場へ。
小松菜のスムージィ。はちみつ入り。
胃の中へすーっと入っていきます。
朝の一杯にふさわしい。
朝食のお膳。
豚味噌でご飯がすすみます。
ホテル受付でも売っているドレッシング。
さつま町の無添加ドレッシングです。
テーブルにあったのは『赤タマネギ』と竹が有名な宮之城にちなんだ『タケノコ』。
お好みで。
温泉
玉之湯の温泉は大浴場と家族風呂があります。
アルカリイオン濃度が8.9と高く、
ピーリング効果がある美人湯です。
とにかくとろとろ美人湯。
お風呂上りに何気なく触った自分の肩がツルツルで驚愕。
膝小僧もつるりんこです。
大浴場は24時間利用できます。
遅い時間に行くと貸切状態でした。
大浴場にはフェイスタオルが置いてあります。
家族湯
玉之湯には家族湯があります。
その名も「Family spa 玉の湯」
チェックイン時に家族風呂を予約しました。
家族湯は『竹』、『桜』、『杏』の3タイプ。
気兼ねなくゆっくりと入れる貸切湯。
宿泊客は割安で入れます。
竹:脱衣所まで車椅子で入る事が出来ます。体の不自由な方も利用しやすいようにトイレ入口も広々しています。
桜:屋内にヒノキの内湯。露天に足湯。
杏:窓に面した黒御影石の浴槽。
受付時間:10:00~20:00
料金: (立ち寄り湯)1,800円/1時間、2,700円/1時間半、3,600円/2時間
(宿泊客)900円/1時間
貸切湯・桜
今回は足湯のある桜の湯に入りました。
ヒノキの浴槽。
源泉は46.3度 /気温13度。
暑い場合はお水で自分好みの温度に調節できるのも貸切湯のメリットですね。
でも美人湯なので限りなく源泉を味わいたいところです。
露天に足湯がありました。
腰までなら浸かれそうですね。
脱衣所も広々としています。
トイレ、エアコン完備。
ドライヤーとシャンプーセットは受付で渡されました。
玉之湯へのアクセス・住所
チェックイン:15:00〜19:00
チェックアウト:10:00
総部屋数:10室
支払いには各種クレジットカードが利用できます。
住所:鹿児島県薩摩郡さつま町湯田1366-42
電話:0996-55-9111
鹿児島市からは車で約75分。
無料駐車場が12台あります。
旅館 玉之湯の近くの観光場所
玉之湯へ宿泊した翌日は『東洋のナイアガラ』曽木の滝へ行きました。
曽木の滝
「東洋のナイアガラ」とも呼ばれる曽木の滝。
滝幅210m、高さ12mの壮大なスケールです。
秋は紅葉スポットとしても人気です。
清水神社
曽木の滝公園内にある清水神社は縁結びと安産の神様が祭られています。
玉之湯はとにかく泉質が最高
旅行へ行きたい。どこか温泉旅館に泊まりたい。
そんな時はいつも熊本や大分の県外へ行っていました。
でも宮之城温泉へ行ってびっくり。
美人湯です。お肌つるつる。
県内屈指どころか、九州屈指の泉質じゃないの?!
個人的に好きだった熊本の平山温泉を超えました。
しかも県内であれば高速代が要らないし、ガソリン代もさほどかからない!
さらに運転の疲れが全然違う!
時間的な余裕も生まれます。
10時チェックアウトでも12時には家へ。
午後は好きな事ができます。
こんな近くにいい場所があったのねという感じです。
まさに鹿児島再発見!
難点といえば、観光の満足感。
阿蘇の大自然や湯布院の温泉街をひやかすといった楽しみがないので、
旅行へ行ったという満足感はあまり得られないところでしょうか。
でも温泉でのんびり出来たという満足感は得られました。
そしてリラックスできたリフレッシュ感。
私にとっては新しい旅行スタイルの発見でした。
旅館 玉之湯はリピート決定です。
ホテルや宿の予約はポイントサイト経由でキャッシュバック
ホテルや宿をお得に予約する方法があります。
ホテルをじゃらんなどでネット予約する際に、ポイントサイトを経由して予約しましょう。
私は『モッピー』を経由して予約しています。
登録料や利用料金はかかりません
貸切家族湯でゆっくりしたい。
『とろとろ美人湯がたまらない!宮之城温泉 旅館玉之湯』
さつまおごじょの”みなと”でした。ありがとさげもした。
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