九州で温泉といえば大分・熊本が有名ですが、もちろん鹿児島も温泉県。
霧島温泉郷、指宿温泉が有名ですが、鹿児島市内にもあちこちに温泉があります。
いわゆる銭湯ではなく全て温泉。
小さい頃から日帰り温泉三昧の私。
大人になってからは車で熊本や大分温泉へ。
趣味の登山の後も温泉でさっぱり。
そんな私ですが鹿児島県内で温泉と言えば霧島や日当山温泉へ行く事が多く、
川内高城温泉は未踏の地。
でもでも、
西郷隆盛がウサギ狩りに来た時に訪れていた川内高城温泉郷。
昔にタイムスリップしたようなレトロな町並みも魅了です。
今回は『高城の湯 山桜桃(ゆすら)』に宿泊しました。
全3室のこじんまりとした宿ながら、
サウナ併設の温泉にゆったりと浸かり癒されました。
高城の湯 山桜桃(ゆすら)
山桜桃はご主人、おかみさん、娘さんの家族経営で全3室、アットホームな宿です。
宿の名前は『ゆすら』かわいいですね。
お部屋
今回のお部屋は2間続きの和室です。
布団は予め置いてありました。
なんとテレビが2台も。
アメニティは歯ブラシ。
そしてタオル、バスタオル。
浴衣はチェックインの際に渡されました。
洗浄機能つきトイレ。
建物が新しいのでトイレもキレイです。
ドアや壁は普通の住宅の厚さなので、
部屋での話し声は筒抜けでした。
ちなみに朝7時に地域無線の音楽が大容量で流れます。
田舎ならでは?目覚まし不要ですね(笑)
こちらは洋室のお部屋。
和室入り口の向かいにありました。
ドアが全開だったので、ドア越しに撮影。
料理
山桜桃では自家製の食材と温泉水を使った料理を味わえます。
味噌もおかみさんの手作りです。
お米も自家精米。
椎茸も自家栽培。
そしてボリューム満点でした。
食事は朝・夕食時ともに1階の食事処にていただきます。
夕食
食事の時間は6時と6時半で選べました。
鹿児島名物の『鶏刺し』。
新鮮だから刺身で食べられます。
久しぶりに鶏刺を食べましたが、
コリコリして美味しかった!
鶏刺しは通常にんにく醤油かしょうが醤油で食べます。
鹿児島の醤油は甘いので鶏刺しとよく合います!
お煮しめでほっこり。
さつま揚げがいい味をだしています。
小鉢と南蛮漬け。
ビールもすすみます。
新鮮な野菜。
そして鶏と牛肉がどーん。
鍋でいただきました。
ご飯は温泉水で炊いています。
早めに出してもらいました。
そしてデザートにニラ餃子が出てきました。
すでにお腹がいっぱいでしたが目の前に出されると食べちゃうのがギョーザですね(笑)
朝食
朝食は6時半から選べました。
山桜桃では地鶏を飼っているそう。
産みたての朝穫れ卵は、新鮮で美味しい!
卵かけご飯でいただきました。
お味噌汁も具だくさんです。
そしてキンカン。
高城温泉
お楽しみの温泉。
川内高城温泉は歴史のある温泉郷です。
山桜桃の湯は内湯、サウナ、水風呂のシンプルな造りです。
営業時間は6:00~21:00。
泉質は弱アルカリ性単純硫黄泉。
美肌効果のある美人湯です。
立ち寄り湯としても営業しているので、
時間によっては混雑するそう。
私が入ったときは有り難いことに空いていました。
そして山桜桃には川内高城温泉では珍しく、
サウナと水風呂があるんです!
サウナ
山桜桃のサウナは、本格リョーリィサウナです。
室温は70度程。
意外と広いサウナスペース。
あまり息苦しさを感じることなくサウナを楽しめます。
人がいなかったのでサウナはほぼ貸切状態でした。
サウナの営業時間は立ち入り湯の入浴時間と異なります。
高城の湯 山桜桃(ゆすら)へのアクセス・住所
チェックイン:16:00
チェックアウト:10:00
総部屋数:3室
支払いにはPayPayが利用できます。
住所:鹿児島県薩摩川内市湯田町6460
電話:0996-28-1362
鹿児島中央駅からは車で約90分。
宿の前は神社入り口になっています。
川内高城温泉はレトロ感たっぷり
ジブリ映画の舞台へ舞い降りたような昭和感。
ここだけ時がとまったような感覚に陥ります。
川内高城温泉のレトロな街並みは鹿児島在住の私ですら驚きを隠せませんでした。
「いま令和の時代だよね?」
地元の焼酎を買いたければ八木商店へ。
かめ仕込の芋焼酎『薩摩茶屋』を購入できます。
ちなみに鹿児島市のデパート山形屋では『薩摩茶屋』は売っていませんでした。
プレミアム焼酎ですね。
そんなレトロな雰囲気ですが、
高城の湯 山桜桃は2015年にオープンなのでとれもキレイな宿です。
家族経営ならではのアットホームな雰囲気でゆったりと湯治する事ができました。
サウナ満喫!
『西郷隆盛も愛した温泉郷 高城の湯 山桜桃(ゆすら) 宿泊レビュー』
さつまおごじょの”みなと”でした。ありがとさげもした。
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