今回は私の海外旅行を劇的に変えたプライオリティパス(Priority Pass)のお話です。
今まで訪れた国は25ヵ国以上!の私ですが、学生時代のお金がない貧乏旅行から始まっています。
もちろん飛行機はエコノミー、ホテルも安いパックツアーのスーペリアの部屋が当たり前でした。
それでも全てが初めてで楽しい海外旅行。一日中惜しむことなく出歩いて、ホテルは寝るだけの数時間滞在でした。
学生時代ならではの旅行ですね。大人になりすぎた今は一日中出歩く若さも体力もありません(笑)
社会人になり海外旅行の質が劇的に変わったのはプライオリティパスです。
国際線の飛行機に慣れてきて、快適そうなビジネスクラスの席にいつかはと思ったり。
国際線の空港にも慣れてきて、ラウンジという不思議な空間がある事に気が付いたり。
旅を重ねるにつれて少しずつ、海外旅行の知識も増えていきました。
そんな不思議で未知の空間であるラウンジに入れる魔法のカード存在を知りました。
プライオリティパス(Priority Pass)
プライオリティパスとは
プライオリティパスは世界中の提携空港ラウンジを利用できる会員制プログラムです。
空港で出発までの時間を快適に過ごすことが出来ます。
また利用する航空会社や搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できます。
エコノミークラスやLCC(格安航空会社)利用でも豪華なラウンジに入れるって凄い事ですよね。
(ラウンジによっては一部サービスは有料です)
プライオリティパスを手にすると、ビール飲み放題で軽食もいただけるなんて。
空港へ早めに到着したくなりますね。飛行機のトランジットの時間も楽しみに変わります。
2019年にチェコの首都プラハの空港で利用したラウンジの様子です。
チェコビールを存分に味わうことが出来ました。
プライオリティパスの種類
プライオリティパスは3つの会員プランがあります。
無料で何度もラウンジを利用できるのはプレステージ会員です。
年会費 | 会員の利用料金 | 同伴者利用料金 | |
スタンダード | US$99 | US$32 | US$32 |
スタンダード・プラス | US$299 | 無料利用10 回、その後のご利用料金US$32 | US$32 |
プレステージ | US$429 | 全て無料 | US$32 |
日本国内で使える
成田国際空港、関空国際空港、中部国際空港、福岡国際空港で利用できます。
羽田空港では利用できません。
海外の空港で使える
国際線の場合、空港へは2時間以上前に到着します。
よっぽど空港が混んでいなければ、飛行機の搭乗まで待ち時間があります。
鹿児島から海外旅行する場合、韓国、上海、台北、香港などで乗り継く事が多いです。
トランジットの時間は2,3時間なら御の字で、5,6時間は当たり前です。
そんな時にプライオリティパスは大活躍。
海外のハブ空港ではプライオリティパスで利用できるラウンジが複数あります。
世界148か国、600を超える都市にある1300か所以上の空港ラウンジで待ち時間を快適に過ごせます。
利用できるラウンジは公式サイトやアプリで検索できます。
Priority Pass™
無料posted withアプリーチ
プライオリティパス付帯のクレジットカード
プライオリティパスはパス単独でも申し込みが出来ますが、特定のクレジットカードを所有する事でなんと無料でプライオリティパス(プレステージ会員)を発行する事ができます。
もちろんクレジットカードの年会費はかかります。
クレジットカードの年会費<プレステージ(US$429)であれば、プライオリティパスをお得に発行できる事になります。
さらにプラチナカードであれば、海外・国内の旅行中の事故について補償する旅行損害保険が充実しています。
私もプライオリティパス欲しさに、3つ程クレジットカードを保有しました。
楽天プレミアムカード
私が最初に申し込みをしたのは楽天プレミアムカードです。
年会費 | 10,000円(税別) |
同伴者利用料金 | 1人につき3,000円/回(税別) |
楽天市場でよく買い物をするので、楽天プレミアムカードによる楽天市場のポイントアップも魅力的でした。
キャセイパシフィックMUFGプラチナ・アメリカンエキスプレスカード
次に申し込みをしたのはキャセイパシフィックMUFGプラチナアメリカンエキスプレスカードです。
(Cathay Pacific MUFG Card Platinum American Express Card)
本会員 年会費 | 25,000円(税別) |
家族会員 | 1名は無料、2人目より1名につき3,000円(税別) |
プライオリティ・パスは本会員・家族会員のいずれも申し込めます。
家族会員の年会費は1名は無料です。
プライオリティ・パスは本会員だけでなく家族会員も申し込めるのでお得です。
しかし仮に家族2人でプライオリティパスが欲しい場合、楽天プレミアムカードの年会費は20000円(税別)。
対してキャッセイパシフィックプラチナアメックスカードは25000円(税別)。
プライオリティパスの取得だけで考えると楽天プレミアムカードよりも年会費は5000円あがります。
ただ、キャセイパシフィックMUFGプラチナ・アメリカンエキスプレスカードには楽天にはないプラチナサービスがあります。
こちらを上手に利用すれば差額の5000円(税別)の以上の価値が生まれます。
プラチナ・コンシェルジュサービス | 海外のレストラン予約やコンサートのチケットの手配 |
プラチナグルメセレクション | レストランの所定コースメニューを2名以上で利用した場合に、1名分のコース料理が無料に |
私は年末年始に旅行をします。
年末年始の旅行で困るのは行きたいお店の営業時間。大晦日や元旦のレストラン。
コンシェルジュサービスでガイドブックでは把握できない年末年始の営業時間(お店やスーパー、レストラン)を調べてもらったり、ローマではホテル近くのレストランを予算に合わせて紹介&予約してもらいました。
プラチナグルメセレクションでも1人一万円のコースが無料となりました。
キャセイパシフィックMUFGプラチナ・アメリカンエキスプレスカードは、ちょうど入会キャンペーンをやっていたのでお得にマイルを貯める事ができました。
貯めたアジアマイルでキャッセイパシフィック航空のビジネスクラスのフライトを楽しみました。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカンエキスプレスカード
現在所有しているプライオリティパスはセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカンエキスプレスカードの付帯です。
年会費 | 20,000円(税別) |
同伴者利用料金 | 1人につき2,000円/回(税別) |
年間200万円以上のショッピングの利用で、次年度本会員年会費が10,000円(税抜)に優遇されます。
空港ラウンジの同伴者利用料金が2,000円/回(税別)なのが地味にうれしいですね。
コンシェルジュサービスやプラチナグルメセレクションのサービスを利用可能です。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカンエキスプレスカードはセゾンマイルクラブ「SAISON MILE CLUB」に登録する事でJALマイルを効率よく貯める事ができます。
プライオリティパスは旅行頻度がポイント
お得過ぎるプライオリティパスですが、いくらカード保有で無料で発行できるとはいえ、一番安い楽天プラチナカードでも10,000円(税別)の年会費がかかります。
プライオリティパスの為にクレジットカードを検討する場合、年に4回以上空港ラウンジを利用するなら検討してみるべきだと思います。
空港ラウンジを利用して1万円/4回ならば妥当な金額ではないでしょうか。
さらに旅行損害保険も手厚くなるなら安心ですね。
ちなみに私は他にもデルタアメックスゴールドやダイナースクラブカードを所持して特典で空港ラウンジを利用してきました。
正直、ビジネスクラス搭乗などで利用できる航空会社ラウンジが一番豪華で料理も充実しています。
しかし、航空会社ラウンジを利用できる上級会員でもアライアンス(スカイチームやスターアライアンスなど)が同じでなくてはなりません。
航空会社の上級会員でなくても、LCCでも、プライオリティパス(プレステージ会員)があれば空港ラウンジに入れます。
航空会社に縛られず、安さや時間など自分に合った航空券を選んで予約できるので、やはりプライオリティパスは便利です。
何度も海外旅行するなら使う価値あり!
『クレジットカード付帯のプライオリティパスで空港ラウンジへ』
さつまおごじょの”みなと”でした。ありがとさげもした。
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